格安SIMのデメリット

速度が遅い?通話料金が高い?格安SIMのデメリットと、その対処法を解決!

トラブル
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ドコモなどのキャリアと比べて月額料金が安いため、毎月のスマホ代を一気に削減できるのが魅力の格安SIM。

しかし格安SIMには、いくつかデメリットとして問題点が指摘されています。そのため乗り換えを躊躇している人も多いでしょう。

ですが、ちょっと待ってください。確かにデメリットはいろいろあるのですが、それらの中には正しい契約先を選んだり、対処法を用いたりすることで解決できるものもたくさんあるんです。

今回は、「通信速度が遅い」「通話料金が高い」「ソフトバンクからの乗り換えは不利」といった、格安SIMのデメリットとされる点の内容とその解決方法を紹介します。

格安SIMは通信速度が遅い?

まずは格安SIMのデメリットとして挙げられることが最も多い、「通信速度」についてです。

格安SIMはドコモなどに比べて通信速度が遅く、特にお昼や夜といった時間帯はストレスが溜まるとよく言われますね。

確かに、格安SIMの中には回線が混雑した時間帯に通信速度が低下するものがあります。それも1つや2つではなく、過半数がこの問題を抱えているんです。

しかし中には、通信速度が遅くならない特殊な格安SIMもあります。

それでは、格安SIMの通信速度が遅くなる理由と速度が安定している格安SIMの紹介、そして速度が遅くなった時の対処法について解説していきましょう。

多くの格安SIMはキャリアから回線帯域の一部を借りているため、回線が混雑しやすい


格安SIMのほとんどは、ドコモやauが所有している広い回線帯域の中から一部だけを借りて運営しています。

本家ドコモなどで契約していれば回線帯域の全てを使えると考えられますが、格安SIMではその中のごく一部を使える関係上、同じ時間にスマホを使っている人が多いと回線が混み合います。

結果、お昼や夜といった休憩時間・自由時間には通信速度が下がってしまうのです。

高速道路が空いている平日ならすぐに遠くまで行けるものの、長期休暇の終わり頃は混雑していてなかなか帰れないのと同じですね。

速度が低下しづらい格安SIMの筆頭がワイモバイル

ここまで読んで、「なら自分で回線を持っている格安SIMなら大丈夫なんじゃないの?」と思った人は鋭いです。

確かにその通りなんです。ただし、自分で回線を持っている格安SIMはほとんどありません。

唯一の例外と言えるのが、ワイモバイルです。ワイモバイルはキャリアであるソフトバンク自身が手がけている格安SIMなので、自分で回線を持っています。

結果、よほど混雑しない限りは昼や夜にも速度が下がりません。おそらくワイモバイルで回線が混雑し速度が落ちる状況というのは、ほとんどないでしょう。


UQモバイル、LINEモバイルも、速度面の評判が良い


キャリアから回線を借りている格安SIMの中にも、実は例外として通信速度が高速なものがいくつかあります。

UQモバイルはauから回線を借りている格安SIMなのですが、回線が混雑しにくいです。

これは運営しているUQコミュニケーションズがauと同じKDDI系の会社であるために何らかの優遇が行われていると言われています。

LINEモバイルはドコモ回線の格安SIMですが、サービス開始から半年以上経った現在でも通信速度が下がらず、常時高速で通信できています。私もメイン回線として使っていますが、確かに高速です。

LINEモバイルはとくにキャリアの後ろ盾などがあるわけではないので今後どうなるか不明瞭ですが、UQモバイルについてはおそらく今後も速度は安定していると考えられますね。

速度が遅くなる時間帯は、Wi-Fiスポットで通信するのも手

ここからはワイモバイルやUQモバイルなどの例外を除いた格安SIMにおいて、速度が落ちる時間帯をどう乗り切るかを解説していきます。

まず挙げられる対処法は、速度が遅い時は街中にあるWi-Fiスポットを利用する方法です。

コンビニやレストランなど、世の中にはたくさんのWi-Fiスポットがあります。それらを使ってみてはどうでしょうか。

学生の人は難しいかもしれませんが、社会人ならこの方法で乗り切ることができますよ。

ポケットWi-Fiを別に契約して、速度低下に対処しよう

2つ目の対処法は、ポケットWi-Fiを契約する方法です。

格安SIMは月額料金が安く設定されているので、1GB〜3GBくらいまでの容量が少ないプランを契約すれば、ポケットWi-Fiを追加で契約してもキャリアより安上がりになる場合が多いです。

ポケットWi-Fiは「直近3日間につき10GB」などの制限に注意しながら使っていく必要がありますが、お昼等の通信速度の低下は起こらないので安心していつでも高速通信が可能です。

混雑時はスマホの用途を自分で制限するのも手

Wi-FiスポットやポケットWi-Fiを使えない場合は、こんな方法もあります。お昼時には通信速度を必要としない用途にしか、スマホを使わないようにするんです。

ちょっとしたネットでの調べものやSNSアプリの利用程度であれば、それほど通信速度を必要としません。通信速度が遅くなっていると感じたら、動画や高音質な音楽再生などは行わないようにしましょう。

回線混雑時はあえて低速モードに切り替え、パケットを節約しよう


最後に、低速モードが提供されている格安SIMを契約しているなら、回線混雑時はあえて速度を落としてしまうのもオススメです。

回線混雑時でも、高速通信をしているとパケットを消費してしまいます。しかし低速モードに切り替えていれば、高速通信用のパケットが消費されることはありません。

快適に使える時間帯にまとめて高速通信を行うようにすると、契約した通信量を無駄なく使えます。

格安SIMは通話料金がキャリアより高い?

続いて、格安SIMの通話料金に関する問題と対処法を解説します。

格安SIMは、キャリアに比べて通話料金が高いと言われています。乗り換える前よりも、むしろ利用料金が上がってしまったと嘆く人も少なくありません。

しかしこの問題も、実は対処法がたくさんあるんです。高額な通話料金の請求を避けるにはどうすればいいか、解説していきましょう。

格安SIMは基本的に、30秒20円の通話料金がかかる

ドコモなどのキャリアは、かけ放題か5分かけ放題をほぼ強制で契約させられますよね。

一方格安SIMの場合は、基本的に30秒20円の通話料金が請求される仕様です。

キャリアで全然通話をしていなかった人からすれば全然問題ありませんが、よく通話をしていた人は通話料金がどんどん膨れ上がってしまうわけです。

しかしこの問題を解決する方法がたくさんあります。

MVNOによっては、半額通話アプリが提供されている


楽天モバイルIIJmioDMMモバイルなどの格安SIMには、半額通話(30秒10円)ができる専用アプリが用意されています。

このアプリを使って発信すれば、電話番号はそのままで半額通話を行えます。

そこまで月ごとの通話時間が長くない人は、こういったアプリを使うことで通話料金を半分に減らせますよ。

5分かけ放題など、定額通話が用意されている格安SIMも多い


家族への連絡などで毎日のように通話をする場合も、オプションを契約すれば安心です。

格安SIMの多くは、「5分かけ放題」などをオプションで契約できます。

5分では足りない場合も、OCNモバイルONEなら月額850円で10分かけ放題を契約できますよ。

またワイモバイルでは、スマホプランを契約すれば必ず10分以内の通話がかけ放題です。

楽天モバイルなら、時間制限なしのかけ放題が使える


キャリアのような完全なかけ放題は、格安SIMでは今まであまり提供されていませんでした。

しかし2017年4月24日より、楽天モバイルでついにかけ放題が展開開始されました。

つまり格安SIMに乗り換えても、楽天モバイルでかけ放題を契約していれば長電話はし放題になるわけです。

かけ放題オプションは月額2,380円とやや高額ですが、キャリアだと月額2,700円なのでそれに比べれば少し安いですよ。

なお楽天モバイル以外では、ワイモバイルで月額1000円の「スーパーだれとでも定額」を契約すればかけ放題を利用可能です。

LINEやSkypeで通話する手もある

長電話をすることがあるけれど特定の相手としかしないのであれば、お互いにLINEやSkypeで友達登録をして、アプリ同士で無料通話をするのもオススメです。

LINEやSkypeでは、アプリを介して通話するならいくら通話しても通話料金がかかりません。

スマホでもバッチリこれらのアプリを使えるので、活用してみてはどうでしょうか。

ソフトバンクから格安SIMに乗り換えられないって本当?

格安SIMといえばドコモ回線かau回線ばかりで、ソフトバンク回線のものは全然見かけないイメージがありますよね。

そのため格安SIMに乗り換える場合、ソフトバンクユーザーは不利だと言われがちです。実際どうなのか、対処法はあるのかを解説していきましょう。

ソフトバンクから乗り換えるなら、端末を安く買える格安SIMに乗り換えよう


結論から言いますと、確かにソフトバンクユーザーが格安SIMに乗り換えるのは他社に比べてちょっとハードルが高いです。

ソフトバンク回線の格安SIMは0ではありませんが、iOS専用かつデータSIMのみの提供だったり、SIMフリースマホでしか使えなかったりとメリットの薄いものばかりです。

そのため、ソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合はドコモ回線かau回線のものを選ぶことになります。

ソフトバンクのスマホはドコモやauで使えないものが多いため、新しいスマホを買わなければいけない場合が多いです。

そのため初めにそこそこ高額な費用がかかってしまうので、ハードルが高いわけですね。

ただし、楽天モバイルやUQモバイル、ワイモバイルなど端末を安く入手できる格安SIMに乗り換えれば、スマホの購入費用はだいぶ削減できますよ。

2015年5月以降に発売された機種は、SIMロックを解除して格安SIMで使える

2015年5月以降に新発売されたスマホをソフトバンクで契約しているなら、そのスマホで「SIMロック解除」を行えば、ドコモ回線の格安SIMなどで使える場合があります。

しかし通信規格や対応バンドの相性が悪いとまともに使えないなど、色々難しい点もあります。

iPhoneならSIMロック解除さえしてしまえば基本的にどの格安SIMでも使えますが、Androidスマホの場合はちょっと注意が必要です。

ソフトバンクスマホはなかなか動作確認が行われていないので、いざSIMロックを解除して乗り換えてもその格安SIMで使えなかった、という問題が起こる可能性はゼロではありません。

ワイモバイルに乗り換えても、端末は使い回せない場合があるので注意


ワイモバイルはソフトバンクが手がけているので、端末もそのままソフトバンクのものが使えるのでは?と思いますよね。

しかし必ずしもそうではないんです。というのも、ソフトバンクスマホにはソフトバンクのSIMしか使えないSIMロックがかかっています。

SIMロックを解除すれば別ですが、SIMロックがかかっているソフトバンクスマホではワイモバイルのSIMが使えません。

ワイモバイルとソフトバンクのSIMは別物なので、同じ会社でも弾かれてしまうわけです。

もしソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるなら新しい端末を買うか、SIMロックを解除しましょう。

今使っているのがSIMロックを解除できないスマホの場合は、ワイモバイルに乗り換える場合端末購入が必須です。

まとめ


通信速度や通話料金など、格安SIMには色々なデメリットがあることがあります。

しかし対処法を駆使するか、その問題がない格安SIMを契約してしまえば問題は全て解決です。

なお「速度」「通話」「ソフトバンクからの乗り換え」という全ての問題を手っ取り早く解決できるのは、ワイモバイルに乗り換えることです。

ワイモバイルは月額料金が他社に比べて高額に設定されているのが難点ではありますが、通信速度はいつでも速く、通話も必ず10分かけ放題に加え必要なら無制限のかけ放題も契約可能です。

ソフトバンクから乗り換える場合も、ワイモバイルならスマホをセット購入できるので安心です。割引がある場合も多いですよ。

格安SIMに乗り換えるなら今回紹介した対処法を活用するか、ワイモバイルに乗り換えてしまいましょう。