格安SIM比較

格安SIMの大容量プランを徹底比較!便利に・安く使えるのはどれ?

大容量
大容量

現在キャリアでは、「ギガモンスター」などと呼ばれる大容量プランを展開していますよね。キャリアの大容量プランは、月額料金がそれほど5GBプランなどと変わらないながらも20GBや30GBの大容量を使えるため非常に人気の高い存在です。

しかし格安SIMも負けてはいません。キャリアに対抗するべく、楽天モバイルやDMMモバイル、OCNモバイルONEなど各社が大容量プランを開始・値下げしています。

各社で大容量プランが展開されているため、一体どれを契約するのが良いのかわからず迷ってしまっている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、格安SIM各社で展開されている大容量プラン、主に20GB〜30GBのものを比較していきます。

キャリアよりも安く大容量プランを契約したい人は、参考にしてみてくださいね。

楽天モバイルでは、20GB・30GBプランを契約可能

格安SIMの中でも真っ先に、安価な大容量プランを展開し始めたのが楽天モバイルです。

楽天モバイルでは、20GBだけでなく30GBプランも契約可能。さらにモバイルルーターやスマホなどをセット購入することもできます。

楽天モバイルのメリットは、30GBプランが安いこと


楽天モバイルは、特に30GBプランの月額料金が安いメリットがあります。20GBプランも最安値ではないものの、とても安価です。

▪️楽天モバイル料金プラン

もしも30GBプランをとにかく安く契約したいなら、ベストな選択肢は楽天モバイルでしょう。

30GBあれば、人によっては他に固定回線などを契約する必要もないでしょう。スマホからテザリング機能を使ってパソコンやタブレット等をネットに接続できますね。

スマホで行う用途の中でも通信量の消費が激しくなりがちな動画再生も、楽天モバイルの大容量プランなら通信量をあまり気にせず楽しめるのではないでしょうか。

ただし通信速度はキャリアに劣るので、高画質での動画再生はあまり向いていません。

楽天モバイルは、モバイルルーターやスマホなどをほぼ常時セール販売している


楽天モバイルにはもう一つメリットがあります。それはSIMフリー端末を、いつでもセール販売していることです。

楽天モバイルの大容量プランを使う場合、データSIMで契約してモバイルルーターで利用する方法もありますね。

E5577やMR05LNといったモバイルルーターを購入して、ポケットWi-Fi代わりに使ってみてはどうでしょうか。


楽天モバイルでは低速モードを利用することも可能


楽天モバイルでは、最大200kbpsで通信可能な低速モードを利用することもできます。

30GBでもまだ足りなくなる恐れがある人は、SNSやネットサーフィンなど低速でもそれほどストレスなく行える作業を低速モードに切り替えてから利用してみてはどうでしょうか。

1回ごとの通信はそれほど通信量を消費しなくても、1ヶ月単位で見るとけっこう多めになるものです。低速モードを活用して、大容量プランをより便利に活用してみてくださいね。

OCNモバイルONEやBIGLOBE SIMでは、大容量プランのシェアが可能

続いて紹介するのは、OCNモバイルONEBIGLOBE SIMです。

この2社の特徴は、20GB、30GBの大容量プランにおいて通信量をシェアできることでしょう。

最大5人(5台)で通信量のシェアが可能

OCNモバイルONEとBIGLOBE SIMでは、大容量プランも含めて最大5人で通信量をシェアすることができます。

▪️OCNモバイルONE 容量シェア
▪️BIGLOBE SIM シェアSIM

一人で契約する場合でも、SIMカードを4枚まで追加し、最大5台で通信量を共有できますよ。

家族での乗り換えや、複数台の端末の運用に最適なのがOCNモバイルONEとBIGLOBE SIMです。

通信量シェアのメリットは、1枚ずつバラバラに契約するのと違って契約がまとまること、そして月額料金が少しですが安上がりになることですね。

キャリアなどから家族でMNPする場合は、全て契約者の名義にしてから乗り換えなければいけない


家族でOCNモバイルONEやBIGLOBE SIMに乗り換え、通信量をシェアする場合。契約者の名義が別だとシェアSIMに電話番号を移せないことに注意しましょう。

家族で乗り換えるにあたり名義がバラバラなら、一度全て契約する人の名義に変えてから乗り換え手続きを行わなければいけません。


OCNモバイルONEなら低速モードも使える

OCNモバイルONEで20GB、30GBプランを契約するメリットは容量シェアに加えて、低速モードを活用できることです。

▪️OCNモバイルONE ターボ機能

最大200kbpsでの通信が可能なOCNモバイルONEの低速モードですが、実は「バースト転送機能」があります。

通信の際に、初めの一定量だけ高速で読み込むことが可能なのがバースト転送機能です。つまりOCNモバイルONEで低速モードを使う場合は、低速モードでもわずかですが高速通信ができます。

SNSなど通信量がわずかなサービスは、低速モードで利用するようにしましょう。なおBIGLOBE SIMでは、低速モードが使えません。

シェアSIMの利用料金は、BIGLOBE SIMの方が安い

OCNモバイルONEのシェアSIM利用料は400〜1,100円ですが、BIGLOBE SIMは200〜900円となっています。

つまりシェアSIMの利用料金はBIGLOBE SIMの方が安いのですが、大容量プランの月額料金はOCNモバイルONEの方が安価です。

安さを重視する場合はしっかり計算し、より安上がりな方で契約するようにしましょう。

DMMモバイルでは、20GBプランを安く契約できる

続いて、DMMモバイルの大容量プランを解説しましょう。DMMモバイルでは30GBプランが存在せず、選べるのは20GBプランのみです。

ただしこの20GBプラン、なかなか便利に使えます。

DMMモバイルの20GBプランは他社より安い料金に設定されている


DMMモバイルの大容量プランである20GBプランは値下げされ、楽天モバイルよりさらに安くなりました。

▪️DMMモバイル 料金プラン

そのためもし20GBで十分なら、もっともお得に利用できるのはDMMモバイルということになります。

ただし実は、これよりもさらに安い衝撃的な大容量の格安SIMが一つあります。気になる人は読み進めてみてください。

追加チャージの料金の安さも魅力

DMMモバイルは、通信量を使い果たしてしまった時のチャージ料金が安価です。1回480円で、1000MBをチャージできます。

翌月に繰り越せないことに注意が必要ですが、安く大容量のチャージができるのは嬉しいですね。20GBで足りなくても、いざという時は追加チャージをすれば安心です。

ただしあまりに何回もチャージするようであれば、他社の30GBプランに移った方が良いでしょう。

3人(3台)までなら通信量のシェアも可能

DMMモバイルにはシェアコースがあり、3枚のSIMで通信量をシェアできます。家族の人数が3人ならDMMモバイルで通信量をシェアするのも良いでしょう。

また3枚使えるので、スマホとタブレットとモバイルルーターそれぞれにSIMを入れる、といった使い方もできますね。

低速モードも利用できるが、容量制限があることに注意


DMMモバイルでは、バースト転送機能つきの低速モードも利用できます。

ただし容量制限があり、直近3日間に366MB以上通信していると、低速モードに速度制限がかけられ、本来の最大200kbpsよりさらに遅い速度でしか低速モードを使えなくなる場合があります。

低速モードは便利ですが、その使いすぎには注意したいですね。

衝撃価格!U-mobile MAXは25GBの大容量

格安SIMの大容量プランと言えば20GBや30GBプランですが、実はU-mobileで、その中間の25GBを利用可能な「U-mobile MAX」が展開されています。

U-mobile MAXの衝撃的なポイントは、月額料金です。なんと通話SIMでも2,880円と、DMMモバイルの20GBプランよりさらに1800円ほど安いんです。

最低利用期間も音声SIMで6ヶ月間と非常に短いですし、U-mobile MAXはとにかく大容量プランを安く購入したい人にオススメです。

IIJmioでも、2017年6月より大容量「データオプション」が開始予定

ドコモ回線とau回線(VoLTE対応)を利用できるIIJmioでは、今まで最大10GBまでのプランしか用意されていませんでした。

これからも最大のプランが10GBなのは変わりません。しかし6月より、オプションとして20GB・30GBのパケットを追加できるようになりました。

  • 20GB:3,100円
  • 30GB:5,000円

例えば月額3,260円の10GBプラン(音声SIM)に30GBのデータオプションを追加すれば、月額8,260円で40GB利用できることになりますね。

月額1,600円の3GBプラン(音声SIM)に20GBを追加するなら、月額4,700円です。DMMモバイルの20GBプランよりわずかに高くなるものの、3GBほど多く通信できますよ。

IIJmioのデータオプションも見逃せません。

格安SIMにおける大容量プランのデメリットは通信速度にある

最後に、格安SIMの大容量プランにおけるキャリアと比較した際のデメリットについて解説します。それは、通信速度です。

キャリアは、自分で所有している回線帯域の全てを使って通信可能であるためいつでも高速で通信可能です。

一方、格安SIMはキャリアから回線帯域の一部のみを借りて運営しているものです。そのため回線が混雑しやすく、お昼や夕方〜夜などは速度が低下しやすい難点があります。

つまりどういうことかというと、時間帯によっては速度が落ちてしまい、大容量で契約していたとしても快適に通信できないため容量を持て余してしまう可能性があるわけです。

通信速度が必要なアプリのダウンロードなどの作業は、回線の混雑しにくい時間帯に行うようにうまく工夫していくことが大事ですよ。

あるいは通信できる容量は減ってしまいますが、LINEモバイルワイモバイルUQモバイルといった速度に定評がある格安SIMで容量の大きいプランを契約するのも良いでしょう。

まとめ

今回紹介した格安SIMを表にまとめました。

MVNO データSIM 音声SIM
楽天モバイル 20GB:4,050円
30GB:5,450円
20GB:4,750円
30GB:6,150円
OCNモバイルONE 20GB:4,150円
30GB:6,050円
20GB:4,850円
30GB:6,750円
BIGLOBE SIM 20GB:4,500円
30GB:6,750円
20GB:5,200円
30GB:7,450円
DMMモバイル 20GB:3,980円 20GB:4,680円
U-mobile MAX 25GB:2,380円 25GB:2,880円

もっとも目を引くのは、やはりU-mobile MAXですね。25GBも使えるのに、他社の20GBプランより1,000円以上安い月額料金に設定されているのはもはや異常なレベルです。

とにかく安さを重視するなら、30GBなら楽天モバイル、それ以下なら25GBのU-mobile MAXがオススメとなるでしょう。

安さでなく安定性を重視するなら、オススメはこの中だとDMMモバイルですね。

DMMモバイルは格安SIM大手であるIIJがMVNE(格安SIM運営の上でのノウハウなどを提供する役割)となっているため、品質面で有利です。

ただし品質面で有利といっても、お昼や夜に通信速度が低下してしまうことは避けられないので注意しましょう。

なおもしも何より速度を重視するのであれば、今回詳しくは紹介していませんが、LINEモバイルやワイモバイル、UQモバイルを契約すると良いでしょう。

最大でも14GBまでとなってしまいますが、これらの格安SIMであればお昼も夜も回線速度が安定しています。(2017年5月時点)

これからはIIJmioでも提供が開始されるなど、各社で重要なサービスとなっている大容量プラン。今後も料金が変動したり、参入するMVNOが増えたりすることがあるでしょう。

安さやその他サービスの充実度など、自分の重要視するポイントを見据えながら選択肢を絞っていくことが大事ですよ。