データバックアップ

【スマホのデータ移行】OS別のデータ移行方法を徹底解説!やっぱりSDカードは必須?

スマホのデータ移行
スマホのデータ移行

3大キャリアでもMVNOサービスでも乗り換えるときに不安になるものはやはり自分のスマートフォンの中にある電話帳や写真などのデータ移行ではないでしょうか?

ガラケーの時代であれば赤外線通信を使用すれば簡単にデータの移し替えが可能でした。

しかしスマートフォンが主流になってからは赤外線通信では転送しきれないデータ容量になってしまいました。
よってデータ移行の方法も把握するのは難しいと思う方が多くなってきたのではないでしょうか?

この記事ではスマートフォンのデータ移行方法の主な手段をOS別に紹介していきます。

皆さんの持っているスマートフォンのスタイルに合った方法の参考になれば幸いです。

スマートフォンのデータ移行方法は「iPhone」と「Android」によって大きくことなります。
そして移行したいデータによっても方法が変わってくきます。
「iPhone」と「Android」それぞれの主な移行手段を紹介しましょう。

iPhoneの場合

日本でiPhoneが流通した当時、データの移行方法は自宅にパソコンがないと不可能なものでした。

iPhoneをパソコンに有線接続し、「iTunes」を使用してiPhoneの中にあるあらゆるデータをパソコンに移行します。

しかし「iPhone4S」が登場したころ、「iCloud」というクラウドサービスが始まりました。
これは現在の「Google Drive」や「One Drive」などのクラウドサービスの先駆け的な存在となっていきます。

「iCloud」は自身のApple IDによる個人のサーバーに電話帳や写真など様々なデータを預けておけるサービスです。
自宅のWi-Fi環境で、なおかつiPhoneを充電している状態にすれば自動でデータのバックアップを行ってくれます。

しかし無料で使用できる容量に限りがあり、5GB以上の容量を使用する場合は月額料金が発生してしまいます。

さらにスマートフォンやパソコン操作のエキスパートの方でないとバックアップ方法が分かりづらい点も欠点です。

ここでもっと簡単にiPhoneのデータを取り出す商品が出てきました。
それはこの二つです。

  • iXpand フラッシュドライブ
  • Memory Keeper

これはパソコンに挿入する「USBメモリー」のように使用することができます。
iPhoneのLightningコネクタに直接接続することが可能となっており、ドライブ専用のアプリケーションを使用して電話長や写真、動画などのバックアップをすることが可能なのです。

「iXpand フラッシュドライブ」はこのメモリードライブ本体へ、
「Memory Keeper」はこのドライブに挿入したSDカードへ保存ができます。

さらにUSB端子も搭載されているためパソコンから取り込んだ写真や動画をiPhoneに移行することもできるうえに、このドライブ内に保存した写真はカメラ屋で現像することもできるのです。

ドライブへのデータ保存方法も「LINE」で写真を送るような感覚で非常に簡単です。

「iXpand」は保存容量が16GB~128GBまで展開されており、「Memory Keeper」は挿入するSDカードによって保存容量は無限大です。
自分が必要な容量の商品を選択しましょう。

しかし一つ欠点があります。
これらのiPhone専用のメモリードライブで保存、転送ができるデータの種類は「電話帳、写真、動画」の3つに限ります。
iTunesやiCloudはiPhoneのアプリの配置まで移行でき、本体に入っている音楽などのデータも移行が可能です。

保存や移行ができるデータに限りがあるのは大きなデメリットになる人もいるでしょう。

しかしApp Storeで購入したアプリや音楽はいつも使用しているApple IDでログインさえすればいつでも再ダウンロードが可能です。

Androidの場合

SDカードスロットが搭載されているAndroid端末ではSDカードさえあればアプリ以外のデータであれば保存が可能になります。

しかし全てのAndroidスマートフォンにSDカードスロットが装備されているわけではありません。

では、SDカードスロットがない端末ではどのような方法でデータ移行を行えばいいのでしょうか?

Googleアカウントを利用する

Androidスマートフォンを利用するにはGoogleアカウント、いわゆるGmailアドレスの取得が必須です。

このGoogleアカウント、Gmailのアドレスを覚えている方は多いですが肝心なパスワードを忘れてしまったという方が非常に多いです。
Gmailアドレスを作成したときにパスワードも何かメモ等に書き残しておきましょう。

この方法であれば「設定」アプリから「バックアップとリセット」をタップすればGoogleアカウントと紐付けがされているものがクラウド上で保存されます。
保存可能データの種類はアプリ、Wi-Fiのパスワード、インターネットサイトのブックマーク、各種設定、同期しているアプリデータです。

しかし写真や音楽などのコンテンツはバックアップができません。
この場合は写真や音楽などのデータをバックアップできるアプリを活用するか、Androidスマートフォンに活用できるクラウドサービスを利用しましょう。

バックアップアプリは「JSバックアップ」が最も使いやすいと評判です。

クラウドストレージであれば「Google Drive」を活用すると良いでしょう。

「Google Drive」はiCloudと違い、無料で保存できる容量が15GBとなっているため活用範囲は一気に広いと言えるでしょう。
ある程度の写真や動画であれば事足りる容量です。

バックアップに必要なアイテム

データ移行をするにあたって必須なものが幾つかあります。
そしてこの必要なアイテムを導入するにも最低限知っておきたい知識も存在するのです。

ここでは必須項目と選択基準を詳しく解説していきます。

Wi-Fi環境

iPhoneのiCloudやAndroidのGoogle Driveはオンライン上でデータを転送します。
しかし保存したいデータに写真や動画が多い場合は、MVNOサービスが提供する通信量や速度では不安が残ります。
特に契約しているデータ定額プランが1~3GB未満になると、人によってはあっという間に低速モードに突入してしまいます。

よって自宅が通信制限が存在しないWi-Fi環境は必須になります。

このWi-Fi環境もWiMAXが以前に提供している「月間使用容量上限7GB」のようなモバイルWi-Fiルーターではまだ不安が拭い切れません。

最も理想的なのは光回線インターネットによるWi-Fi環境です。
もし光回線を導入することが難しい場合は、月間使用容量上限が設定されていないモバイルWi-Fiルーターの導入をお勧めします。

iPhoneはスマートフォンの中では最もWi-Fi環境が必要なものとなっています。
iCloud以外にiOSのソフトウェアアップデートでもWi-Fi環境が最低限の必須項目となっているので、iPhoneを使い続けるうえでWi-Fiは切っても切れない環境と言ってもいいでしょう。

AndroidはWi-Fi環境以外でもソフトウェアアップデートが可能になっていますが、大容量の通信になることが非常に多いのでWi-Fiがあるにこしたことはありません。

パソコン

これはiPhoneではiTunesを使用する場合、Androidでは本体をパソコンに直接接続してデータを取り出す場合に必要です。
今でこそSDカードやメモリードライブ、各種クラウドサービスの充実により必要性は薄れてきました。
しかし現在でもパソコンをバックアップに活用している人は多く存在します。

パソコンにバックアップを行う際に気をつけなければいけない項目は2つ。

「パソコン本体の保存可能容量」
「パソコンのスペック」

この2つは非常に重要です。

パソコン本体の保存容量は大きなものでなければ、バックアップ後にパソコン本体の動作が重くなる恐れがあります。
パソコンをスマートフォンと連動して使用するのであれば保存容量は最低でも512GB、可能であれば1TBのものを用意しておいた方が良いでしょう。

iPhoneはiTunesが使用できるものであればWindows OSのパソコンでもバックアップが可能ですが、iTunes自体がWindowsパソコンでの動作が重くなりがちです。
iPhoneのデータバックアップはApple製のパソコンが最も適していると言ってもいいでしょう。

さらに中身のCPU能力によってスマートフォンからパソコンへのデータ転送速度が変わってきます。

「パソコンがあるからラッキー」と思って用意にバックアップしようとするのはベスト選択とは言えません。
自分が持っているパソコンのスペックをよく確認したうえで、決めてくださいね。

またパソコンもスマートフォン同様に寿命が存在しているので、パソコンだけにバックアップを取っておけば完璧と思うべきではないでしょう。
バックアップを取っているパソコンそのものが故障により起動しなくなってしまっては意味がありません。

今はパソコンでのバックアップだけでは完璧とは言えないのです。

SDカード

国内産のAndroidスマートフォンであればSDカードがあれば簡単にバックアップをとることが可能でした。
現在はSDカードを挿入できるフラッシュドライブの登場により、iPhoneでもSDカードへのデータ保存ができるようになり需要が一気に高まっています。

しかしこの「SDカード」、売っているものであれば何でも良いというわけではありません。

スマートフォン購入時にSDカードが同封されていることがありますよね。
皆さんは「SDカードが入っていてラッキー!これを使えばいいや」と思われるのではないでしょうか?

しかしこの同封されているSDカードを使用することは正直お勧めできません。

何故かと言いますと、ガラケーの時代から「同封されているSDカードは試供品」ということが定説となっているからです。
試供品ということは、販売されているSDカードと比べるとはるかに破損するリスクが高いということです。
長期的な利用をするには向いていないと言えるでしょう。

長期的な利用をするには家電量販店などで販売されている、信頼されているメーカーのSDカードを選択することが最もベストな選択です。

さらに最近のスマートフォンはカメラの画素数がデジタルカメラのように大幅に向上されています。
よって写真や動画ファイルの一つひとつの容量が大きくなっているのです。
保存容量が1GBや3GBのものでは保存容量がすぐにいっぱいになってしまいます。

現在のスマートフォンのデータを保存するのであれば最低でも32GBの保存容量を持つSDカードが必要です。
写真や動画を頻繁に撮る方であれば大きければ大きいほど良いでしょう。

現在のSDカードは最大で200GBのものが販売されています。
さらにデータ転送も高速な規格のものが多く展開されており、長期利用に適したものが簡単に手に入ります。

お勧めメーカーは様々なメモリードライブを展開している「San Disk」製です。
「San Disk」はSDカード以外にもiPhone専用のメモリードライブも発売しているので、iPhoneユーザーの方にも一度チェックしてほしいメーカーです。

他にも「Panasonic」などの国内メーカーも販売を行っているので、お好みのメーカーを選択することもできます。
迷った場合は家電量販店のスタッフに聞いてみるのも良いでしょう。

200GBのSDカードまでなると販売価格が3万円前後と高価にはなりますが、大事なデータを半永久的に保存するのであれば必須なアイテムになります。

またスマートフォンによっては4K動画を撮影できるモデルもあります。

小さい容量のSDカードだと4K動画を保存するにも分数が制限されてしまうため、高性能カメラが搭載されているスマートフォンを利用している場合は最低でも64GBのものが必要と言えます。

総括

様々なバックアップ方法を紹介してきましたが、このどれか一つのバックアップ方法をしておけば大丈夫というわけではありません。

クラウドサービスでバックアップを取っていてもハッキングによりデータが盗み取られるリスクがあります。
パソコンへのバックアップは母体となるパソコンが壊れてしまってはデータが取り出せなくなってしまいます。

最も良いバックアップ方法は「2種類のバックアップ方法を使用すること」です。

例えばパソコンやクラウドサービスでバックアップを取っている人は、SDカードやメモリードライブなどでもバックアップをとっておく。
「二重でバックアップを取っておく」ことが非常に大切です。

どのバックアップ方法にも何かしらのリスクは確実に存在します。

データ消失の可能性が最も低い方法はSDカードやメモリードライブを使用することです。
これは個体にデータを転送しているので、インターネット上でハッキングされる可能性がありません。
しかしこれらも絶対に破損しないというわけではないので、他の何かしらの方法で別でバックアップを取っておくべきでしょう。

今後、SDカードが挿入不可能なスマートフォンへもSDカードへのデータ保存が可能になる変換デバイスが充実する可能性は非常に高いです。
iPhoneでもSDカードが使用可能な変換デバイスが登場しているほどなので、今後USB Type-Cの海外産スマートフォンの利便性も高まっていくことでしょう。

SDカードの運用方法はある程度覚えておいたほうがいいかもしれませんね。