格安SIMレビュー

インターネット広告で話題のFREETELの評判を徹底検証!オリジナル機種は高評価?

フリーテル
フリーテル

楽天モバイル」や「mineo」がMVNOサービス市場の中では最もシェア獲得に勢いがあると言われている中、その他の事業者も捨てがたいものが現れ始めています。

各種SNSでの使用での通信がノーカウント扱いとなる「LINEモバイル」はDoCoMoのMVNOの中では現在話題を読んでおり、「DMM」や「U-NEXT」のような動画ストリーミングサービスをメインにしていた企業もMVNO事業として名前が知られつつあります。

今回は数が多くなりつつあるMVNO事業者の中でもまだまだ発展途上となる「FREETEL」をピックアップし、徹底的に解説していきたいと思います。

「Yahoo!」等のインターネットサイトを見ている中で「FREETEL」は「iPhone専用SIM発行サービス」ということを売りにした広告を展開していますが、iPhone専用SIM以外にも「FREETEL」が独自で取り扱っているAndroid OS搭載のスマートフォンも注目を集めています。

ここでは「iPhone専用SIM」の利便性から取り扱い機種の性能まで余すことなく紹介していければと思います。

各種料金プランを紹介

料金プランと特徴

データ定額プランは最小で1GB、最大で50GBの3大キャリアでは見ることがない大容量まで用意されています。
しかし20GB以上のデータ定額プランは契約者数が少ないためか、あまり推奨はしていないようです。

料金プランの内容を見てみましょう。

【定額プラン】

通話+SMS+データ データ+SMS データ専用
100MB
1GB 1,199円 639円 499円
3GB 1,600円 1,040円 900円
5GB 2,220円 1,660円 1,520円
8GB 2,840円 2,280円 2,140円
10GB 3,170円 2,610円 2,470円
15GB 4,380円 3,820円 3,680円
20GB 5,570円 5,010円 4,870円
30GB 7,680円 7,120円 6,980円
40GB 10,100円 9,540円 9,400円
50GB 12,500円 11,940円 11,800円

【使った分だけ安心プラン最大20GB】

通話+SMS+データ データ+SMS データ専用
100MB 999円 439円 299円
1GB 1,199円 639円 499円
3GB 1,600円 1,040円 900円
5GB 2,220円 1,660円 1,520円
8GB 2,840円 2,280円 2,140円
10GB 3,170円 2,610円 2,470円
15GB 4,380円 3,820円 3,680円
20GB 5,570円 5,010円 4,870円

月額料金は概ね全国平均値と言ったところでしょう。

「FREETEL」には他のMVNOサービスと異なる点が1つあります。
それは「通話し放題」の制限時間です。

MVNOサービスは多くの事業者が「5分以内の通話はし放題」という内容です。
しかし「FREETEL」では「10分以内の通話がし放題」となっており、LINE以外での通話がある方でも比較的通話料金を抑えることができるのです。

また毎月の通信料金が一定となる「定額プラン」と使用した容量の分だけ料金が請求される「使った分だけ安心プラン」の2種類を選択することができ、通信量が月によって変動が激しい人に選択肢が幅広く3大キャリアにはない嬉しいポイントではないでしょうか?

また「FREETEL」は対象のパケットプランに加入していると各SNSサービスの通信量がノーカウント扱いとなる点もメリット。
プラン毎に異なりますので、事前に対象SNSサービスを把握しておきましょう。

対象SNSサービス
データ定額3GBプラン以上 LINE、Facebook、twitter、instagram、Messenger、ポケモンGO、WeChat、WhatsApp
データ定額1GBプラン、
使った分だけ安心プラン100MB~20GB
LINE、ポケモンGO、WeChat、WhatsApp

「FREETEL」独自のサービス

契約時に取り扱い端末をセットで購入した際に嬉しいサービス特典があります。
それは先々の機種変更手続きに活用ができる「とりかえ~る」。

通常は端末代金は24ヶ月の分割となっているため、端末の故障など何かしらの事情で2年以内に機種変更をすると機種変更前後の端末代金分割が同時請求されます。

しかし「FREETEL」の「とりかえ~る」は取り扱い端末を1年以上使用していれば分割残金が免除され最新機種への変更手続きできるのです。
※対象機種に限りがあります。
また、端末の破損による機種変更であれば1年半以上の使用で残金免除となります。
1年以上1年半未満での故障や破損による機種変更は端末価格の一部が請求されるので、覚えておいてくださいね。

3大キャリアでは「SoftBank」が「機種変更先取りプログラム」という似たサービスを展開していましたが、月額300円の料金が必要でした。

「FREETEL」の「とりかえ~る」は月額料金が発生しないため、画期的なシステムと言えますね。

「iPhone専用SIM」はどこまで使える?

「FREETEL」がWeb広告で最も多く展開しているのは「iPhone専用SIMカード」です。
広告を見て気になった方も多いことでしょう。

しかし全世代のiPhoneが対応しているわけではなく、「iPhone5C」から「iPhone7」までが対応可能となっているため、「iPhone5」より以前の機種は利用できません。
これは「iPhone5C」以降の世代でNano SIMカードの規格が変更されていることに起因します。

ちなみにDoCoMo版の「iPhone5C」以降であればSIMロック解除をすることなく使用できるので、DoCoMoユーザーの方は一度検討してみる価値はあるでしょう。

料金プランは先ほど紹介したものと全く変わりません。

しかし3大キャリアと違い使用者自身で「APN設定」が必要です。
これは3大キャリアショップでiPhoneを購入したときにスタッフがしてくれる初期設定と非常によく似ています。
「FREETEL」のホームページに設定方法が記載されているので、事前に把握しておいてくださいね。

またiPhone用に発行したNano SIMカードは対応さえしていればAndroidスマートフォンでも利用することが可能です。

通信速度のクオリティ面は後ほど紹介します。

取り扱い機種のスペックは如何に?

iPhone専用SIMカードもさることながら、「FREETEL」独自のスマートフォン端末も定評があります。
メインは海外産になりますが、どのような機種が用意されているのでしょうか?

SAMURAI 極2

公式:SAMURAI 極2

本体価格 49,800円
カラー メタルシルバー
サイズ 高さ:157.2mm
幅:77.5mm
厚さ:7.2mm
重量 約168g
搭載OS Android 6.0 Marshmallow(Android 7.0 Nougatにアップデート予定)
ディスプレイ(サイズ/解像度) 5.7inchi WQHD 1,440×2,560 Super AMOLED
CPU Media tek Helio X20(MT6797)10Cores 64bit
メモリ 内部RAM:4GB
内部ROM:64GB
カメラ メイン:1,600万画素
サブ:800万画素
4K動画撮影対応
バッテリー 3,400mAh(取り外し不可)
連続通話時間 約1,260分
連続待受時間 約390時間
SIMスロット スロット数:2
タイプ:nano/nano
NFC

「FREETEL」の取り扱い端末の中でもフラッグシップモデルとなる「SAMURAI 極2」。
スペック表を見ての通り非常にハイスペックとなっており動作速度に心配は必要ありません。
しかしSDカードスロットがないところが唯一の欠点でしょう。

カメラ性能もiPhoneや他の国産スマートフォンには引けを取らないパフォーマンスとなっているため、ヘビーユースな方にも納得の一品です。

雷神

公式:雷神

本体価格 29,800円
カラー シルバー / マットブラック / マットネイビー
サイズ 高さ:153.0mm
幅:76.0mm
厚さ:8.7mm
重量 約183g
搭載OS Android 7.0 Nougat
ディスプレイ(サイズ/解像度) 5.5inchi 1,920×1,080(Full HD)
CPU MT6750T Octa Core(4×1.5GHz+4×1.0GHz)
メモリ 内部RAM:4GB
内部ROM:64GB
外部メディア企画:MicroSD/Micro SDHC/Micro SDXC
外部メディア最大容量:Micro SD 2GB/Micro SDHC 32GB/Micro SDXC 128GB
カメラ メイン:1,600万画素
サブ:800万画素
バッテリー 5,000mAh(取り外し不可)
連続通話時間 約2,040分(3G)
連続待受時間 約590時間(約24日間)
SIMスロット スロット数:2
タイプ:micro SIM/nano SIM
注:microSDカードとnanoサイズのSIMストッとは共通となっているため、nano SIMカードを使用中はmicro SDカードの利用不可。
NFC

「SAMURAI 極2」のスペックを可能な限り落とすことなく、バッテリー性能を格段に向上させたモデル。
価格対が非常に安価でありながらスペック面は非常に高くなっており、コストパフォーマンスは非常に高い一品。

通信料金も端末価格も格安で良いものを手に入れたいという方には非常に打って付けです。

しかしnano SIMカード利用時にSDカードが利用できないため、SDカード利用は実質不可能と思っておいたほうがいいでしょう。
micro SIMカードを利用すれば問題は解消されますが、micro SIMカードでは通信規格が落ちてしまう恐れがあるからです。

「SAMURAI 極2」、「雷神」ともに最大通信速度は300Mbpsという理論値を誇っているので、クオリティ面は非常に高いと言っていいでしょう。

しかし最も最大の難点は防水機能がないことと画面サイズが大きい点です。

5インチ以上の大画面では片手のみでの操作はほぼ困難のため、特に女性の方には不便と思われる方が多いことが見込まれます。

他には1~2万円代のオリジナルモデルやASUSの人気スマートフォン「ZenFone3 Laser」、富士通やSONYの国産モデルにWindows Phoneまでと多彩に用意されています。

しかし全体的に画面サイズは5インチ以上の大きめなものが目立ちます。

またWindows Phoneは「KATANA02」等の少し型が古めのものとなっているので、他のSIMフリーモデルで新型のものをよ用意しておいたほうが賢明です。
※旧型のWindows Phoneは一部機能で使用できないものがあるためです。

4インチのコンパクトサイズを「FREETEL」で使用するには別途SIMフリーモデルを購入しなければいけません。

実際に利用していてクオリティはどうなのか?

先にネガティブなことから申し上げますと、「FREETEL」は2017年4月21日にMVNO事業者としては初めての行政処分を受けています。

CM等の広告にて「業界最速」、「シェアNo.1」という言葉を謳っていたのですが裏付ける根拠がないうえに、一部アプリで「通信料無料」と表記しておきながら実際には通信料が発生していた点が問題となり「景品表示法違反」と判断されました。

では、実際の速度クオリティはどうなのでしょうか?

インターネットに集まっている利用者からの口コミを見てみましょう。

「朝8時台で8Mbps、混雑する正午大で3Mbps、夜は5Mbps以上は出るので格段に不便と感じることはないです」

「MVNOで3社ほど試していますが、今のところFREETELが一番不便がありません」

「1Mbpsを下回ることはないので、今のところ問題ありません。自宅ではWi-Fi利用なので十分です」

「低速モードは使い物にならないので、高速通信内で収めておくべきです」

2017年4月現在では半分以上のMVNOサービスが混雑時に1Mbpsになってしまう事業者が多い中、「FREETEL」は健闘している部類に入るでしょう。

もちろん全てのエリアでこのクオリティが出るとは限りませんが、割と安心して利用できます。

現状のMVNOサービスの中では「LINEモバイル」、「NifMo」、「mineo(Dプラン)」が牽引している状態なので、今後「FREETEL」がどこまで市場に割って入るのか期待が集まります。

さすがに「業界最速」とは言えませんが…。

その反面サポートに対する不満はあるようです。

「電話サポートは繋がりにくいです。オンラインでのチャットは迅速に対応してくれました」

「サポートセンターは電話は繋がりにくいですが、繋がれば丁寧に対応してくれます」

電話は繋がりにくいですが、対応品質が高い点は評価すべきポイントでしょう。
MVNOサービスでは多くの事業者が「電話が繋がりにくいうえに、対応も悪い」というところが非常に多いです。

もちろん対応するオペレーターによる当たり外れはありますが、「FREETEL」は概ね良好です。
今後、電話の繋がりやすさが改善されれば言うことはあまりないでしょう。

総括

総務省から行政処分を受けていたということで不安を抱えてしまいがちですが通信速度面とアフターサポート面はMVNO事業者の中でも良いと言えます。

iPhone専用SIMカードを発行しても心配する必要はあまりないでしょう。
もちろんiPad専用SIMも発行してくれるので、タブレット面でも利用してみるのも良いのではないでしょうか?

また店舗展開も関東を中心に開始しており、今後のサービス充実化にも期待が寄せられます。
「FREETEL」取り扱い店舗でのアフターサポート対応も「丁寧」という声が非常に多く見受けられるので、店舗を展開していないMVNOサービスよりは安全性が高いことは確かです。

セット販売を行っているスマートフォン端末もハイスペックでありながら低価格のものが多いことが非常に嬉しいところではありますが、いかんせん画面サイズが5インチ以上の大型スマートフォンに偏っているところがデメリット。
今後、コンパクトサイズのスマートフォンを展開してくれると嬉しいのですが…こればかりは
スマートフォン端末市場の動きに沿っているので今後の流れを見るしかありません。