格安SIMレビュー

IIJmioはドコモとauVoLTEに対応した、シンプルでわかりやすい格安SIM

IIJmio
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格安SIMに乗り換える理由で「月額料金を安くしたい」の次に多いのは、「キャリアの料金プランや契約内容はごちゃごちゃしていてわかりづらいけど、格安SIMはわかりやすいと言われているから」ではないでしょうか。

しかし格安SIMの人気が高まっていくにつれ、市場にはプランや契約内容が複雑な格安SIMが多くなってきています。

ですが、まだまだわかりやすさ重視でサービスを展開している格安SIMがあります。それは、IIJmioです。

今回は、特にドコモ回線において非常にわかりやすいプランやサービスを展開しているIIJmioを徹底解説します。

唯一のわかりづらいポイントであるIIJmioのタイプA(au回線)についても説明するので、IIJmioへの乗り換えを検討している人は参考にしてみてくださいね。

IIJmioってどんな格安SIM?サービス内容をわかりやすく解説


まずはIIJmioのサービス内容について解説します。

IIJmioの魅力は、サービス内容がドコモなどのキャリアに比べてとてもシンプルでわかりやすいことです。

IIJmioは、ドコモ回線のタイプDとau回線のタイプAで展開されている


IIJmioは、ドコモ回線が使われているタイプDとau回線を利用しているタイプAの2種類で展開されています。

もともとIIJmioは長い間ドコモ回線のみで展開されてきましたが、2016年の秋よりau回線でも利用できるようになりました。

つまりドコモからの乗り換えだけでなく、auからの乗り換えも少し容易になったのがIIJmioなんです。ただしauから乗り換える場合注意しなければいけない点がいくつかあるので、後ほど説明します。

IIJmioはシェアSIMを使えるので、家族での乗り換えに最適


IIJmioの特徴は、最大10枚までのSIMカードで通信量をシェアできることです。3・6GBプランでは2枚、10GBプランでは10枚のSIMカードを使って容量シェアができます。

家族で格安SIMに乗り換える場合など、通信量をシェアしたいこともありますよね。IIJmioなら簡単に、通信量のシェアができますよ。

IIJmioは通話定額や半額通話を展開しているので、通話の多い人にもオススメ


IIJmioは、

・誰とでも3分、家族と10分:月額600円
・誰とでも5分、家族と30分:月額830円
・30秒10円の半額通話

これら3つの通話割引サービスを展開しています。

通話をする機会が多い人も、IIJmioなら通話料金を削減できるので嬉しいですね。

IIJmioは最低利用期間が1年と短く、解約金が毎月下がっていくのが嬉しい

IIJmioは、キャリアやワイモバイル等の格安SIMと違って最低利用期間が12ヶ月間と短いです。

12ヶ月以内に解約すると解約金がかかってしまいますが、解約金はなんと一定ではありません。

12000円から毎月1000円ずつ、解約金が下がっていきます。これは非常に嬉しいですね。

DMMモバイルやLINEモバイルなど、多くの格安SIMは解約金が最低利用期間を過ぎるまで固定です。しかしIIJmioは、毎月解約金が下がっていくのでいつ解約してもそれほど損にはなりません。

IIJmioクーポンスイッチから、通信速度を切り替えられるのも便利

IIJmioでは、低速モードも利用できます。最大200kbpsで通信できる状態に速度が制限される代わりに、低速モードを使っている間は高速通信のパケットが消費されません。

IIJmioクーポンスイッチというアプリから簡単に速度を切り替えられるのも嬉しいですね。

ただしひとつ注意点もあります。それはIIJmioにおいて直近3日間につき366MB以上低速モードを使うと、低速モードの通信速度が制限されてしまうことです。

低速モードばかり使っていると低速モードが速度制限にかかってしまうかもしれないので、気をつけましょう。

もし低速モードの速度が制限されたら、高速モードに切り替えれば高速で通信できますよ。


IIJmioの料金プランを解説!

ここからは、IIJmioの料金プランを解説していきましょう。まずは料金表をご覧ください。

IIJmio(タイプD)

データSIM 音声SIM
ミニマムスタートプラン
(3GB)
900円 1,600円
ライトスタートプラン
(6GB)
1,520円 2,220円
ファミリーシェアプラン
(10GB)
2,560円 3,260円

IIJmio(タイプA)

SMS対応SIM 音声SIM
ミニマムスタートプラン
(3GB)
900円 1,600円
ライトスタートプラン
(6GB)
1,520円 2,220円
ファミリーシェアプラン
(10GB)
2,560円 3,260円

IIJmioは、料金プランが3種類でシンプル


IIJmioの料金プランは、なんと3つしかありません。タイプDとタイプAがあるため実質6つあるものの、3、6、10GBしか選べないのでとにかくシンプルです。

他社には1GBプランや20GBプラン、2GB、7GBなど、色々な容量が選べるものも多いですよね。しかしIIJmioでは、3つしか選べません。

これはデメリットに感じる人もいるかもしれませんが、メリットとも捉えられます。プランが多いとどれを選んでいいかわからなくなってしまいがちですが、IIJmioなら迷いません。

・毎月の通信量が並程度の人は3GB

・キャリアで5GBプランを契約していた人は6GB

・家族で乗り換えるなら10GBで容量シェア

このように、選ぶプランをすぐに決められますよ。


「データオプション」が開始し、大容量通信が可能

IIJmioでは今まで最大10GBまでしか利用できませんでしたが、2017年の6月からオプションとして、20GBと30GBのパケットが提供されました。。

契約しているプランに20GB、30GBをプラスできるので、10GBでは通信量が足りなかった人もこれからはIIJmioを契約して便利に使えますね。

あくまでオプションとしてパケットが提供されるので、プラン数は増えないのが見事です。

IIJmioのタイプAに関する注意点

ここからは、IIJmioタイプAについて少し詳しく解説します。

タイプAはauのVoLTEに対応したスマホでしか使えない


IIJmioのタイプAは、「マルチSIM」のみでの提供となっています。マルチSIMとは、auの高音質な通話サービスである「VoLTE」に対応していて、SIMカードを「標準」「micro」「nano」のどれにもできるのが特徴です。

標準SIMサイズのカードに切り込みが入っていて、microSIMにもnanoSIMにもできます。

注意しなければいけないのは、マルチSIMはVoLTE対応スマホでしか使えないことです。手持ちのスマホがVoLTEに対応していない場合、IIJmioのタイプAは利用できないことに注意しましょう。

2015年頃より販売開始されているauスマホであれば、だいたいはVoLTEに対応しています。

手持ちのauスマホでIIJmioのタイプAを使うなら、SIMロックの解除が必須

手持ちのauスマホがVoLTEに対応していても、そこからまた一手間かかります。VoLTE対応SIMをそのスマホで使うには、まず「SIMロック」を解除しなければいけないんです。

auショップやauのマイページでSIMロックを削除してから、IIJmioタイプAを契約しましょう。ちなみに購入から半年経っていなければ、SIMロックは解除できません。

なお解約後でもSIMロックはauショップで解除できるので、ご安心ください。

手持ちのauスマホがVoLTEに対応していないなら、mineoに乗り換えるのがオススメ

VoLTE非対応スマホはIIJmioタイプAで使えないので、VoLTE非対応スマホを持っている場合mineoで通常SIMを契約するのがオススメです。

mineoなら500MBから10GBまでの幅広い通信量を選べ、VoLTE非対応スマホ用のSIMも契約できて安心ですよ。

IIJmioで販売されているおすすめスマホ紹介

現在IIJmioでは、たくさんのSIMフリースマホやモバイルルーターが販売されています。

全てを紹介すると終わらないので、いくつかのオススメ端末を紹介します。

なお2017年4月時点で販売されているのは、以下の端末です。

  • Moto G5 Plus
  • VAIO Phone A
  • nova

  • nova lite
  • 
ZenFone 3 Max
  • AQUOS SH-M04-A
  • 
AQUOSケータイ SH-N01
  • SHINE LITE
  • IDOL4
  • ZenFone 3 Laser
  • 
ZenFone 3
  • 
arrows M03
  • 
ZenFone GO
  • GR5

  • Aterm MR05LN


それでは3つほど、オススメの機種を紹介していきましょう。

nova

まずは2017年春に登場したばかりのnovaを紹介します。スペックは以下の通りです。

税抜価格 34,800円
OS Android 6.0
CPU Snapdragon 625
メモリ 3GB
ストレージ容量 32GB
画面 5インチ、フルHD
カメラ アウトカメラ:1,200万画素
インカメラ:800万画素
重さ 146g
バッテリー容量 3,020mAh

メリットは、

・5インチ画面でフルHDの解像度なので、持ちやすさと画面の綺麗さが両立されている
・CPU性能、メモリ、ストレージ容量はいずれも必要十分なスペック
・OSはすでにAndroid 7.0にアップデート提供済み
・カバーが付属している

デメリットは、

・おサイフケータイや防水・防塵には対応していないこと

novaはデメリットが少なく、非常に魅力的な端末です。おサイフケータイや防水機能が必要ないなら、とりあえずこれを選んでおけばOKですね。

arrows M03

続いて紹介するのは、arrows M03です。

こちらはスペックが抑えめで、代わりに機能が充実している端末ですね。スペックをチェックしてから、内容を詳しく見ていきましょう。

税抜価格 32,800円
OS Android 6.0
CPU Snapdragon 410
メモリ 2GB
ストレージ容量 16GB
画面 5インチ、HD
カメラ アウトカメラ:1,310万画素
インカメラ:500万画素
重さ 141g
バッテリー容量 2,580mAh

arrows M03のメリットは、

・おサイフケータイと防水、さらにワンセグにも対応している
・ワンセグのアンテナは本体に内蔵されている
・5インチサイズで持ちやすい
・バッテリー持ちが最大3日間とされていて、長持ち

デメリットは、

・利用においてストレスを感じる場面はそれほどないが、スペックは全体的に抑えられている
・スペックだけを考えるとnovaなどの方がお得に見える

arrows M03はCPUやメモリなどのスペックが抑えられていますが、代わりにおサイフケータイや防水などが使えます。

ワンセグは外付けのケーブルなどが必要なく、本体のアンテナで見られるのが嬉しいですね。

スペックは全体的に、けっこう抑えられています。2016年の夏に登場したスマホですが、スペックは2015年に登場した前機種のarrows M02とほとんど変わらないですね。

スペックを重視する人にはあまりお勧めできませんが、スペックより機能重視な人には最もおすすめなスマホです。

Moto G5 Plus

最後に紹介するのは、Moto G5 Plusです。このスマホは4月に発売されたばかりの新しい端末で、価格の割に非常に性能が高いのがメリットですね。

税抜価格 32,800円
OS Android 7.0
CPU Snapdragon 625
メモリ 4GB
ストレージ容量 32GB
画面 5.2インチ、フルHD
カメラ アウトカメラ:1,200万画素
インカメラ:500万画素
重さ 155g
バッテリー容量 3,000mAh

Moto G5 Plusのメリットは、

・メモリが4GBも搭載されている
・CPUやその他の性能も十分高く、OSも最新
・撥水コーティングで水に少し強い

デメリットは、

・おサイフケータイなどの機能はない
・あくまで撥水
・デザインは好みが分かれそう

Moto G5 Plusは海外製のスマホにしては珍しく、撥水コーティングがあるので水に少し強いです。ただしあくまで撥水なので、お風呂で使ったり雨の中そのまま持ち歩いたりするのは危険ですね。

スペック的にはメモリ4GBが驚きです。同価格帯のスマホは、メモリ3GBが普通です。しかしMoto G5 Plusは4GBもあるので、非常にメモリの余裕があります。

まとめ


IIJmioは、プランが3つでシンプルであることがメリットの格安SIMです。

ただシンプルなだけでなく、ちゃんとユーザーが使いやすいように気を配ったうえでのシンプルさなのが嬉しいですね。

端末も3万円程度の誰にでも使いやすいものが中心にラインナップされていて、むやみに安くて使いづらい機種や、使う人を選ぶとにかくスペックが高くて高額なタイプの機種は販売されていません。

初めての格安SIMで、どこを選べばいいか迷ったら、まずIIJmioを選ぶことをお勧めします。

IIJmioをしばらく使ってみて特に不満がなければそのまま継続、何か不満を覚えたらその不満を解消できる格安SIMを探して乗り換えると良いでしょう。

最低利用期間が1年と短いので、気軽に解約したりまた再契約したりできるのもIIJmioのメリットです。