IoT

MVNOサービスが販売するスマートフォン以外の商品を解説!意外と使える商品がある?

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携帯電話の通信事業者が扱っているのはスマートフォンやタブレットだけではありません。

3大キャリアは今まで携帯電話以外にも意外な商品を発売し続けています。
そしてMVNO事業者も驚くような商品を発売している事業者が展開しています。

携帯電話会社が販売する携帯電話やタブレット以外の商品を「IoT」と呼びます。

今回は今まで3大キャリアが発売してきた「IoT」を紹介し、MVNO事業者が展開している「IoT」商品を徹底紹介します!

「IoT」って何?

まずこれを読まれた皆さんの中でほとんどの方が「IoTって何?」と思われたと思います。

「IoT」とは”Internet of Things”の略で通話やインターネット閲覧の機能はなく、機械としての機能にインターネット通信が必要な家電製品を指します。

携帯電話と同じで通信を利用するものとなるため、月額料金が発生することが一つの特徴です。

そして「IoT」には様々な用途別で商品が展開されており、「IoT」とは何かを一概に説明することはできません。

まず3大キャリアが今まで展開してきた「IoT」商品を挙げて、「IoT」とはどういったものなのかを説明していきます。

3大キャリアが今まで発売してきた「IoT」

一概に「IoT」と言っても、どういった商品が「IoT」と呼ばれているのでしょうか?

SoftBank

通信業界では3大キャリアの中でも「IoT」販売に力を入れていたことで知られているのが「SoftBank」。
「SoftBank」が以前から現在まで長きに渡って販売している「IoT」商品はこちらの2種類です。

Photo Vision

「SoftBank」が長きに渡って販売している「IoT」商品がこの「Photo Vision」シリーズ。
この端末自体がメールアドレスを持っており、この端末にスマートフォンで撮影した写真を送ることによってスライドショーを表示することができます。
またSDカードスロットも用意されており、SDカードに保存した写真や動画も閲覧ができ、解約後もメール送信の必要がない活用用途があります。

また天気予報を表示することもでき、テレビの地上デジタル放送も視聴可能です。

防水機能が施されているので、浴室でのテレビ視聴もできるものなっています。

月額料金は890円です。

スマート体組成計

見た目は体重計ですが、測定したデータをスマートフォンで管理することができる健康管理機器となっています。
測定可能データは体重、体脂肪率、基礎代謝、骨格筋レベル、骨レベル、水分量、BMI、身体年齢、内臓脂肪レベルの計9種類。

「SoftBank」の健康管理サービス「パーソナルカラダサポート」と連携することも可能です。

月額料金は590円。
回線契約を解約しても体重計として利用することができます。

DoCoMo

フォトパネル

「SoftBank」の「Photo Vision」と同様の機能を持っている「IoT」商品。

月額料金は700円と「Photo Vision」と比べるとやや安めです。

「IoT」とはどのようなタイプの商品でもインターネット通信を行って使用するものを言います。
この3点の商品を見ていただいて、「IoT」とはどういったものなのか何となくはわかっていただけたでしょうか?

MVNOサービスが販売している「IoT」商品

今までこのような「IoT」商品を扱っていたのは「SoftBank」と「DoCoMo」となっており、商品カテゴリーも非常に限られたものでした。

しかし現在、MVNO事業者が「IoT」商品のカテゴリーの幅を広げてきています。

楽天モバイル

MAVIC PRO FLY MORE COMBO

動画のライブ配信が可能なドローン。
リモコンは同封されていますが、なんとスマートフォンだけでも操作が可能となっています。

「DJI GO」アプリを使用することによってこのドローンで撮影した写真を編集して各種SNSで共有がすることができます。

最大飛行時間は27分となっており、操作可能範囲は最大80mです。

見た目とは裏腹に折りたためば小型な鞄にもすっぽり入るコンパクトサイズ。
500mlのペットボトルとほぼ同じ大きさなのです。
重さも743gと片手で持てるものになっています。

従来のドローンは大きく、重さもあるため手が出しにくいものでしたが「MAVIC PRO FLY MORE COMBO」はわりと手が出しやすい大きさです。

単体で購入すると157,222円の一括払いですが、楽天モバイルを利用しているとセット購入と見なされ144,222円の特別価格で購入ができます。
さらに毎月6,490円の24回払いも可能です。
※別途、分割手数料が必要です。

OSMO MOBILE スマートフォン用ハンディースタビライザー

こちらも「DJI GO」アプリを使用することでプロ顔負けの動画や写真が撮影できるアイテム。

アクティブトラック機能を使うと動いている被写体に向きを合わせ、自動で被写体を追いかけ続けてくれます。

また動画撮影も手持ちで撮影するときよりもブレが非常に少なく、鮮明な映像を撮ることができます。

またライブストリーミングもでき、YouTubeで生放送配信もできる機能が搭載されているのでカジュアルなことから専門的な用途まで幅広く対応することが可能です。

使えば使うほど面白い機能があるため、ここでは紹介しきれません!

価格は35,000円となっており、毎月1,575円の24回分割支払いも可能となっています。
※別途、分割手数料が必要。

Y!mobile

UP move

スマートフォン用のアプリと連動し、腕時計のように装着することにより一日の歩数、運動量、消費カロリーなどを記録してくれます。
さらに睡眠の記録もとることができ、利用者の習慣を分析したうえで健康的なライフスタイルを提案してくれます。

「Apple Watch」にある「アクティビティ機能」とよく似ていますね。
しかし時計としての機能は搭載されていないので、時計を常時装備している方には不便なアイテムかもしれません。

値段ははオープン価格となっています。

スイングセンサー

ゴルフ、野球、テニスの3種類のスイングセンサーが展開されており、スマートフォン用アプリと連動することにより自分のスイングを見直すことができます。

アスリートには活用できるアイテムかも?!

PLAYBULB

見た目はいたって普通の電球です。

しかしこの電球、Bluetoothでスマートフォンと連携することができるのです!

さらに灯りがつくだけではありません。
スピーカーが搭載されているので好きな音楽を流すこともでき、タイマー機能を使用することにより好きな時間に好きな音楽が流れるように設定することも可能です。

LEDなので省電力で寿命も長いところが嬉しいですね。

連動可能スマートフォンはiPhone4S以降、Android4.3以降となります。

Griffin Helo TC Assault

「楽天モバイル」にあった「MAVIC PRO FLY MORE COMBO」のようなドローンとまでは言えませんが、簡易的なラジコンになるのではないでしょうか?

男の遊び心をくすぐる一品ではないでしょうか?

番外編!MVNO事業者以外の「IoT」!?

テレビの大画面でオンラインの動画視聴ができる「IoT」商品も存在します。
これと動画ストリーミングサービスがあればレンタルショップに行く必要がなくなるかも!?

nexus player

テレビに接続することにより、Google Play StoreからダウンロードしたアプリやYouTubeをはじめとしたオンライン動画を楽しむことができます。

Androidスマートフォンの機能をテレビの中に導入できる画期的な機器です。

また別売りのゲームパッドでゲームをより遊びやすくすることが可能になります。

Chromecast

先ほどの「nexus player」の上位互換とも言える商品。
この「Chromecast」は4K、HDの高画質動画再生も可能となり、テレビ画面でインターネットを楽しむことも可能になります。

Apple TV

Appleも同様にテレビでインターネットを楽しめるデバイスを発売しています。
これは完全にAppleのOSをテレビ画面で楽しむためのものとなっています。

画質のクオリティ等は説明不要でしょう。

これらのデバイスは以外と安価で手に入れることができ、1万円~2万円で販売されています。

「nexus player」は3大キャリアや「Y!mobile」でも販売されていることがあるため、ショップで見かけたときは一度触ってみるといいでしょう。

大画面でのインターネット動画視聴は皆さんが予想しているよりも快適なものになっています。
「Netflix」や「Amazonプライムビデオ」などの動画ストリーミングサービスも利用ができるものになっているので、スマートフォンやタブレットの画面サイズでは満足できないという方には自信を持ってお勧めできます。

モバイルシアター

Android OSが搭載されており、タッチパネルに表示されているインターネット画面を最大120インチのサイズで投影が可能なホームシアターです。

「SoftBank」で販売され話題を呼びましたが、在庫数が潤沢ではなく現在では入手困難なアイテムになってしまいました。

自宅で映画を見るには非常に優れているデバイスだったので、在庫を求めている人は意外と多く存在しています。

今後、MVNOサービスでも注意しなければいけない「IoT」トラブル

MVNO事業者では「楽天モバイル」と「Y!mobile」の2社のみが「IoT」商品を扱っており、他の事業者は現在は取り扱いをしていない状況です。

しかし今後、様々な事業者が「IoT」商品の取り扱いを開始する可能性があります。

ここで考えられるのは「IoT」商品購入によるトラブルです。

「SoftBank」では「Photo Vision」や「スマート体組成計」絡みの契約トラブルが非常に多く発生していました。

それは機種変更や新規契約の見積もりの際に「IoT」商品の月額料金も込みの見積もりを提示し、消費者側が契約に同意してからスタッフが「こちらのPhoto Vision(もしくはスマート体組成計)が付いてきます」と説明するという手口のものでした。

しかし契約後に請求書の内訳を見てみると「IoT」商品の月額料金がしっかりと請求されているのです。

当時、「SoftBank」は保有回線数拡大のため「IoT」商品の販売を徹底的に強化していました。
以前にSoftBankショップに携帯電話料金を支払いに行ったときに「Photo Vision」を勧められたという人もいるのではないでしょうか?

全てのSoftBankショップがこのような悪質な手口を行っていたわけではありませんが、保有回線を多く獲得した代理店には多くの支援金が支払われる仕組みでした。

この仕組みによって悪質な販売手法を行った代理店が現れたわけです。

今後、MVNOサービスが成長することによって販売店は全国各地に拡大されることが予想されます。
それに伴い「IoT」商品を取り扱う事業者も出てくるでしょう。

よって「SoftBank」のようなトラブルを招く「IoT」商品の販売を行う販売店が現れる可能性は否定ができないのです。

MVNOサービス業界で今すぐにこういったトラブルが多発するわけではありませんが、将来的に発生する可能性があるので予備知識として覚えておいたほうが良いでしょう。

かといって「IoT」商品が全て必要がないというものではありません。

商品の機能や利便性を見て、自分にとって本当に必要なものと感じれば購入するべきでしょう。

通信回線契約がある「IoT」商品にはスマートフォン契約と同様の年間契約、もしくは最低利用期間が設定されています。
トラブル発生後、何も訴えることなく解約すると約1万円の契約解除料金が請求されてしまいます。

しかしトラブル発生後に販売店と揉めると多大な時間と労力を消費することになります。

無駄な時間と労力を使うことを防ぐためにも、私が述べたSoftBankショップで多発したトラブル事例を頭の片隅に入れてトラブルを回避していただければ幸いです。

総括

あくまで筆者の所感ですが「SoftBank」や「DoCoMo」が取り扱っている「Iot」商品は「モバイルシアター」を除いてそこまで魅力的なものとは言えませんでした。

しかし「楽天モバイル」と「Y!mobile」がバラエティーに富んだ品揃えをはじめたことにより、「IoT」商品の注目度は上がる可能性があります。

しかし専門的な使用用途のものが多く、魅力的な商品が多いかと言えばそうではありません。

正直、「IoT」商品に関しては携帯電話事業者よりも家電メーカーが販売しているもののほうが魅力的なものが豊富です。

「Chromecast」や「Apple TV」がその典型的な例と言えます。

今後、MVNO事業者がインターネット動画の視聴に適した「IoT」商品を展開すると面白みは一気に変わるでしょう。

しかしMVNO事業者が「SoftBank」や「DoCoMo」と同じようなフォトフレーム系統の商品を展開すれば、あまり見向きをしないほうが良いかもしれません。

ここから1~3年の間にMVNOサービスがどこまで成長するかで大きく変わってくるでしょう。