格安SIM乗り換え

大手キャリアからの乗り換えにピッタリ!ユニークなプランを設けたMVNOの特徴を比較します

MVNOへの乗り換え
MVNOへの乗り換え

「2年間の契約期間が終わったけれど、もし今MNP乗り換えるとしたら、どこを選べば良いのだろう?」これまでdocomoやAU、SoftBankのスマホを使っていて、契約期間が満了を迎えた方は、こんな疑問が頭に浮かぶことでしょう。

今日、大手キャリアのスマホを使っている方の多くは2年契約を結んでいる方が大半です。この契約期間が終わったらMNPでMVNOへ乗り換えることが出来るのですが、解約金が発生しない猶予期間はわずか2ヶ月。この期間が過ぎてから乗り換えや解約をすると、再び高額な解約金を支払わなければなりません。

つまり、2ヶ月の間に自分にとってベストなMVNOと料金プランを知り、速やかに乗り換えを行う必要があります。そのためには、MVNO各社がどんな格安SIMを提供していて、自分は普段どんなスマホの使い方をしているのかを知ることが大切です。

今回は大手キャリアからMVNOへ乗り換える際に気をつけたいポイント、それから最初の乗り換えにピッタリなMVNO3社の特徴を比較してご紹介します。

MVNOはユニークな料金体系が多い

格安SIMの人気が高まりつつある今日、MVNO各社はユニークな料金プランを作って顧客の獲得に力を注いでいます。

これによって月々の料金が安くなってくれる点は確かにありがたいのですが……その一方、料金体系が複雑になり、どれを選べば良いのかますますわからなくなってしまうデメリットが生じています。

プランやMVNOの選択を誤ると、困ったことになる

例えば月々の料金を抑えるために乗り換えたは良いものの、そのプランはLTE通信に対応しておらず、ずっと速度制限がかかったような通信速度で使うことを余儀なくされてしまった例があります。確かに料金はぐっと安くなったのですが、その一方でメールの送受信をするだけでも長い待ち時間がかかるようになっては困りものですよね。

また大手キャリアを使っていた頃と同じような使いやすさを求めた結果、沢山のオプションを登録することとなり、乗り換え前とほとんど料金が変わらなくなってしまった。そんな泣くに泣けない話もあります。プラマイゼロならまだ良いのですが、これで通話利用も沢山あったとしたら…乗り換え前よりも高く付いてしまいますね。

「せっかく料金を安くするために乗り換えたのに、前より高い料金になってしまった……」

そんなことは、なんとしても避けたいものです。

実はMVNOにも解約料金がかかる場合がある

また、最近では大手キャリアのように解約やMNP転出で高額な手数料が発生するMVNOが増えてきました。これまで格安SIMは違約金や手数料が一切発生しないことが魅力だったのですが、最近は残念ながらこの魅力が消えつつあります。1年や2年の縛りならまだしも、中には期間を問わず、MNP転出は必ず手数料が発生するところもあるくらいです。

サービスの改悪を進めるMVNOは最近特に目立つようになり、もしうっかり自分に合わない格安SIMを選んでしまった場合、高額な手数料を払ったり、愛着ある番号を手放さなければならない可能性もあります。

普段どんな用途でスマホを使っているかを知ることが大切

こうしたワケアリなMVNOを選ばないためには、自分が普段どんな用途でスマホを使っているかを把握することが大切です。通話利用が多いのなら、無料通話オプションが豊富に用意されたところを選ぶことで、基本料金を安く抑えつつ追加の通話料も最小限に留めることが出来ます。

ネット利用が多い方は大容量データ通信がおすすめ……とは限りません。ネットの中でもTwitterやFacebookなどのSNSをどれくらい利用しているのかが大事な判断ポイントです。確かに動画を見たりニュースをチェックすることが大半であるなら、大容量のデータ通信が出来るプランを選んでしまって問題ありません。しかしSNSの利用が大半であるなら、TwitterやFacebookの利用だけ通信制限がないプランを選ぶことが出来ます。

通話もネットもそれぞれフルに使っていて、これからもこの使い方が続きそうな場合には、大手キャリアと変わらぬ使い勝手の格安SIMがおすすめです。バランスの取れた使い勝手なら、乗り換えたあとも不自由することはありませんからね。もちろん格安SIMなので、料金は今までより大きく下げることが出来ます。

「余計なサービスは一切必要ないから、無駄のない格安SIMがいい」

そんな方には、日曜大工やDIYの感覚で料金プランを組み立てられるMVNOがあります。ネット接続や通話オプションを必要に応じて加えていき、使いたい機能やサービスのみを厳選したプランを作ることが出来るのです。

このように、自分にとってのスマホの主な用途を知ることで、星の数ほどあるMVNOの中から数を絞ることが出来、その結果自分にピッタリな格安SIMを選ぶことが出来ます。

最初の乗り換えにピッタリなMVNO3社をご紹介

それでは、大手キャリアから初めてMNPで乗り換えをする時にピッタリなMVNO3社をご紹介します。毎月の料金を抑えられることはもちろん、場合によっては乗り換え前よりも優れた使い心地を楽しむことが出来ます。早速、見ていきましょう。

大手キャリアと変わらぬ使い勝手を選ぶなら mineo

マイネオ

最初にご紹介するのは、大手キャリアと同じくバランスの取れた使い勝手が特徴のmineoです。

マイネオ(mineo) 公式ページ

mineoはもともとdocomoとAUからののりかえを意識して作られたMVNOであり、今まで使っていた端末をそのまま使えることが特徴です。それでいながら月々の料金は半分近くに抑えることが出来、割安さも申し分ありません。

また、通話は別途オプションの「mineoでんわ(850円)」を追加すれば5分以内の電話を何度でもかけることが出来るため、これまで通話利用が多かった方も安心です。

「通話利用が便利だと、その分ネット利用はあまり使い勝手が良くないのでは?」

そう疑問に思われるかもしれません。しかしご安心ください。500MBから最大10GBまでの幅広いデータ通信プランが豊富に準備されており、PCやタブレットのデータ通信時にモバイルルーターの代わりとして使えるテザリング機能も無料で使うことが出来ます。

もちろん、速度の面も申し分ありません。ネット利用が集中する平日のお昼時(12〜13時頃)はやや遅くなる傾向がありますが、それ以外は安定した速度が保たれています。メールやTwitterのチェックはもちろん、YouTubeやニコニコ動画へのアクセスに用いても、全く不自由することはありません。

なお、先に触れた解約金とMNP転出手数料ですが、mineoでは12ヶ月以上の利用があれば高額な料金が上乗せされることはありません。実質1年間の縛りがあるような形態ですが、大手キャリアよりも期間が短く、一部の格安SIMのような無期限の高額手数料もないため、次の乗り換え時にも安心できるMVNOであるといえるでしょう。

この使い勝手の良さと料金の安さが人気と評判を呼び、今年の格安SIM満足度調査でmineoは総合満足度第1位を獲得しました。初めて大手キャリアから格安SIMへ乗り換えることを検討していて、今までと同じ使い心地を希望する場合には、mineoが一番のおすすめに挙げられます。

TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを使うなら LINE MOBILE

ラインモバイル

TwitterをFacebookなど、各種SNSを使う機会が多い方におすすめなのがLINE MOBILEです。

LINEモバイル 公式ページ

LINEモバイルもmineoと同じく、データ通信と音声通話、SMSを使うことが出来るバランスのいいMVNOです。それに加えて特徴的なのが、同社の提供するコミュニケーションフリープランです。

これはLINEとTwitter、Facebook、Instagramの利用がデータ通信の容量にカウントされず、どんなに写真や動画を閲覧・アップロードしても通信制限が一切かからないプランです。これらのSNSを日常的に使う方にとっては、とても魅力的なプランですよね。

スマホのデータ通信でSNSが占める割合はどのくらいあるのでしょうか?

具体的な統計は残念ながらありませんが、メールや電話によるやりとりがLINEをはじめとした各種SNSに代わりつつある現状を見ると、データ通信全体の1/3〜1/2以上を占めていることが予想されます。これを通信制限の心配なく使えることに加え、毎月のデータ容量を少なめに抑えられることもまた隠れたメリットです。

またLINE MOBILEでは、2017年の初夏に通話定額オプションの提供が始まることが発表されています。これが始まることで通話とデータ通信、SNS利用のいずれにおいてもスマホをフルに使いこなせる万能SIMになることが期待されるため、近いうちにmineoに代わり次期総合満足度No.1の座を勝ち取ることになるかもしれません。

ちなみにLINE MOBILEもmineoと同じく、12ヶ月以上の利用があれば解約・MNP共に高額な手数料や違約金が発生することはありません。万一使い勝手が満足の行かないものだったとしても、1年後には何も心配することなく他のキャリアやMVNOへ移ることが出来ます。

オプションを自分で組み合わせ、ベストな料金プランを作るなら TONEモバイル

TONEモバイル

続いてご紹介するTONEモバイルは、TSUTAYAが提供するMVNOです。ネットでの申し込みはもちろん、TSUTAYAの店頭でも申込受付やキャンペーンを展開しているため、見覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。

TONEモバイル 公式ページ

利用料金に応じてTポイントが貯まること点はTSUTAYAならではの特典と言えますね。それに加えてTONEモバイルは、料金プランを自分で組み立てられることが最大の特徴です。

月額1,080円(税込)の基本プランでは無制限の低速データ通信と050ではじまるIP電話が付くのみです。しかしこれに通常の携帯(番号が090、080、070からはじまるもの)と同じ音声通話をつけたり、1GB刻みで高速データ通信を付けたりと、必要な機能だけを後付けで設定することが出来ます。

これらのオプションは○ヶ月以上利用しなければならないといった縛りがないため、必要でなくなったらもちろんすぐにストップさせることが出来ます。複雑な料金体系のMVNOが増える中、TONEモバイルは一貫してこのシンプルな料金体系を保っているのです。

月額料金を安く抑えたい方はもちろん、無駄なオプションやプランを削ぎ落とし、自分だけの料金プランを作って利用したいと考えている方におすすめの格安SIMです。

また、TONEモバイルは先にご紹介したmineoとLINE MOBILEより長い24ヶ月の最低利用期間が設けられています。この期間中に解約した場合には9,800円の違約金が発生してしまいますのでご注意ください。全体的にメリットの多いMVNOなのですが…この契約期間の長さが唯一のネックに挙げられます。

なお、少しでも早く他社へ移りたい場合には、契約を基本プランのみに留めて毎月の支出を最小限に抑え、携帯番号だけをMNPで他社へ移すことも出来ます。
その際、契約後6ヶ月以内のMNP転出では9,800円の割増手数料が発生してしまいますので、7ヶ月以上の利用を続けてからの転出をおすすめします。

まとめ

はじめての乗り換えにピッタリな、おすすめのMVNOについてご紹介致しました。大手キャリアと異なり、格安SIMは数多くのMVNOと料金プランがあるため、2ヶ月間の解約期間で自分にピッタリなものを見つけることは非常に困難です。見切り発車で目についたところへ乗り換えても、使い勝手があまり良くなかったり、かえって料金が高くなってしまっては泣くに泣けません。

これを防ぐためには、解約期間を迎える前に準備を万端にすることが大切です。今回は特徴的な3つのMVNOをご紹介しましたが、他を検討する場合にも「このMVNOは自分のスマホの使い方に合っているか?」を意識することで、最適な選択をすることが出来ます。

ご自分にピッタリな格安SIMを見つけられますことを、心より願っております。