
[char no=4 char=”パパ”]格安SIMを利用すると家計をかなり節約できます。我が家で実証済みですよ♪[/char]
毎月の出費は家賃や光熱費、食費といったものが挙げられますが、その中でも近年大きいウエイトを占めるのが「通信費」です。
あなたのご家庭でもお子さんがスマホを持ち始めたりしていたら、毎月の高額通信費に悲鳴を上げているかもしれませんね。
そこで今回は話題の「格安sim」を使った家計の節約方法についてご紹介していきたいと思います。現在3大キャリアのスマホを使っている方は朗報です!この方法を使えば、毎月ウン万円も節約できる可能性大です。
格安simってなに?
「格安sim」って最近よく聞く言葉ですよね。
格安simとは、簡単に言えば
「スマホでネットをしたり電話をしたりする際に必要なICカード」
です。
すべてのスマホにはsimという小さいICカードのようなものが入っています。このカードには端末の情報や電話番号などが組み込まれているため、スマホはsimなしでは使えないようになっています。
格安simはその名前の通り、料金が安くなるため「格安sim」と言われています。
この「格安sim」を利用すれば、毎月の通信費をグッと抑えることができ、家計の節約にも繋がるのです。
なお格安simのメリット・デメリット等に関しては、当サイト内の「教えて!!SIM博士~♪『MVNO』と『格安SIM』のQ&A」でも詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。
格安sim選びの手順をご紹介
この章では3大キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)のスマホを使っている人が、どのような手順で格安simを申し込めばいいのかについてご紹介していきたいと思います。
加入しているプランの見直し
まずやっていただきたいことは「現在加入しているプランの見直し」です。
その中でも、確認していただきたいポイントは以下の2つになります。
- 毎月どれくらいのデータ容量を使っているか
- 電話料金はいくらか
毎月どれくらいのデータ容量を使っているか
1つ目のチェックポイントは「データ容量」です。
格安sim選ぶ際は、1ヶ月で使えるデータ容量を決めなくてはいけません。この段階であなたが毎月どのくらいネットを使っているかを確認し、最適なデータ容量を決定しましょう。
通話料金はどれくらいか
2つ目のチェックポイントは「毎月どれくらい電話をしているか」です。
特に「通話料金」がキーとなります。なぜなら格安simはキャリアのsimと違い、オプションを付けない限り無料通話ができず、下手をすればキャリアよりも割高になってしまう恐れがあるからです。
毎月の通話料金が1,000円を超えているようであれば、格安simのプランを選ぶ際に「通話し放題のオプション」を選ぶ必要が出てきます。
自分に合った格安simを選ぶ
あなたが毎月どれくらいのデータ容量を必要としていて、何分くらい電話をしているかわかりましたか?
ここからは、実際に自分に合った格安simを選んでいきましょう。
格安simは主に
- データ専用sim
- データ通信+音声sim
の2つがあります。
電話を全く使わない・LINEやスカイプなどで通話をするという人は「データ専用sim」、データ通信機能も電話機能も欲しいという人は「データ通信+音声sim」を選びましょう。
データ専用sim
データ専用simを選ぶ時は、以下の3つの点を確認しましょう。
- 自分が使っているキャリアでも使用できるか
- データ容量の決定
- 通信速度の確認
自分が使っているキャリアでも使用できるか
格安simはそれぞれ対応しているキャリアが違います。キャリアが違っても使えるのですが、その際は「simロック解除」というものを販売店で行ってもらう必要があります。なおsimロック解除に関しては「【SIMフリー ファミリー】 家族のスマホ代を格安に!家計にお得な料金プラン♪」で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。
データ容量の決定
データ容量は会社ごとによって変わりますが、だいたい1GB~10GBで設定されていることが多いです。
なるべく安い金額で抑えるために、1ヶ月でどれくらいのデータ容量が必要かを考え、自分が使用する量に近いプランを選びましょう。
通信速度の確認
通信速度も格安simを選ぶ際には重要なポイントです。
通信速度は「下り速度」と「上り速度」の2つがあります。
下り速度とは、例えばネットサーフィンや動画を見る時の回線スピードです。反対に上り速度はメール送信やファイルのアップロードをする時のスピードです。ほとんどの人は上り速度は気にせず、「下り速度」だけを確認すればいいでしょう。
最近では、通信速度が一般的に速いと言われているものでだいたい「300Mbps前後」です。データ通信を重視する方はこの数値を目安にしてみてください。
通信速度に関してはこちらのページを参考にしてください。
データ通信+音声sim
では続いて「データ通信+音声sim」について見ていきます。このタイプのsimを選ぶ際に確認する点は、先ほどのデータ専用simでも挙げた
- 自分が使っているキャリアでも使用できるか
- データ容量の決定
- 通信速度の確認
これら3つの点と「かけ放題オプションがあるか?」という点の4つを確認します。
かけ放題オプションがあるか?
格安simは会社ごとで「かけ放題オプション」があるところ・ないところがあります。もしあなたが1ヶ月に1,000円以上電話をしているなら、かけ放題オプションがある格安simを選んだ方がお得になる可能性が高いです。
逆にほとんど電話を使わない人は、かけ放題プランに入っていても無駄な料金を払うことになってしまいます。そのためオプションをつけるかどうかは、今までの月々の電話代から考え、よく検討してください。
口コミは必ず確認しよう
格安simの性能は基本的にはHPで記載されているのですが、ものによっては実際に使ってみると思っていた以上に使用感が悪いものも中にはあります。
そのため、格安simの情報を調べる際は、基本性能だけでなく、同時に口コミも参考にするようにしてください。
特に通信速度に関しては、HP等に表記されている速度と実質速度に違いがあることが多いので、気を付けましょう。
実際どれくらい安くなるの?
では、上記で挙げた格安simの選び方の手順に沿ってsim選びをしていった場合、一カ月の料金がどれくらい安くなるのかを実際にシュミレーションしてみたいと思います。
現在Aさんは、iPhone6をauで運用していますが、毎月の請求額が高いので、格安simの一つ「mineo」に変えてみました。Aさんは電話をよくするので、かけ放題のオプションを追加しています。
次はAさんの毎月の請求額です。
〇auでiPhone6を運用した場合:データ容量は7GB、標準的なLTEプランに加入
項目 | 請求額 |
---|---|
基本料金 | 934円 |
パケットサービス7GBプラン | 5,700円 |
合計支払い額 | 6,634円 |
*電話代やオプション代は除く
〇mineoでiPhone6を運用した場合:(Aプラン)データ容量は5GB、標準的なデータ通信+090音声通話に加入する
項目 | 請求額 |
---|---|
基本料金 | 2,190円 |
5分かけ放題サービス | 850円 |
合計支払い額 | 3,040円 |
*電話代やオプション代は除く
- auでiPhone6を運用すると、最低支払い額は6634円
- mineoでiPhone6を運用すると、最低支払い額は3,040円
つまり同じiPhone6を使う場合でも、auで契約するのとmineoで契約するのでは、毎月の請求額が3,500円程変わってくるということが分かります。
もしこれが毎月4人家族全員に適用されるとしたら、
3,500円×4人=14,000円
つまり1ヶ月でスマホ代が14,000円安くなるということです。
これが1年間続くと、
14,000円×12ヶ月=168,000円
1年間で168,000円の節約ができるということになります。
格安simがキャリアに比べていかに安いかということが、おわかりいただけたのではないでしょうか。
格安simを使ってさらに節約する方法
格安simはキャリアsimから乗り換えるだけでも料金がかなり安くなるのですが、今回はさらに家計を節約するためのおすすめの方法について併せてご紹介していきたいと思います。
ポイントが付く格安simを利用する
格安simの中には毎月の支払い額に応じて、ショッピングなどで使えるポイントが付くものも発売されています。
例えばポイントが付く格安simは以下のようなものがあります。
・楽天モバイル→月々の支払い額100円につき1ポイント(楽天ポイント)
・LINEモバイル→月々の支払い額100円につきLINEサービスで使える 1ポイント
・U-mobile→支払い額に関係なく、プラン毎にU-mobileで使える400~600ポイント
・DMMモバイル→月々の支払い額100円につきDMMで使える10ポイント
ポイントの還元率は1~10%となっていることが多いです。この中では、楽天モバイルでもらえる楽天ポイントは、楽天市場で実際に商品を買ったりするときにも現金同様に使えるので、非常におすすめです。
キャンペーンを最大限活用する
格安simは入会キャンペーンをやっていることが多く、これも家計の節約には見逃せないポイントです。
例えば、NifMoという格安simでは新規申し込みを行うと、
- 最大15,000円のキャッシュバック
- 基本料金3ヶ月無料
という非常にお得な特典が付いてきます。
キャンペーンは各社ごと、期間ごとで違うので常にチェックしておきたいところです。
MVNO各社でどんなキャンペーンをやってるの?調べてみました
SIM博士が教える『格安SIM 無料キャンペーン』の活用方法
料金の支払いはポイント還元率の高いクレジットカードを使用する
格安simの料金支払い方法は口座振替や振り込みなどがありますが、おすすめの支払い方法は「クレジットカードでの支払い」です。
クレジットカード払いをおすすめする理由としては、支払い額に応じてポイントが付くからです。
先ほども「ポイントが付く格安simを選ぼう」というお話をしましたが、ここでのポイントはクレジットカード会社が付けてくれるポイントです。つまり、先ほどご紹介したポイントが付く格安simを選び、クレジットカード払いを選択すれば二重でポイントを付けることが可能です。
またクレジットカードはdカードやリクルートカード、楽天カードなどの高還元率のクレジットカードを使うことでよりポイントが貯まりやすくなるので、そちらをおすすめします。
家族で格安simの会社をまとめる
もし家族みんなで格安simに乗り換えようとしているなら、ばらばらの会社ではなく一つの会社にまとめて入った方がお得になるときがあります。
例えば現在、楽天モバイルでは「1人契約するともう1人無料」というキャンペーンを実施しています。
これは1回線目を申込み、所定の手続きをして2回線目を申し込むことで、2回線目の基本料金が最大で1年間無料になるというものです。つまり、2台目は電話をほとんどしなかったりオプションを付けたりしなければ、実質無料で1年間使用できるということになります。すごいお得ですよね。
楽天モバイルに申し込もうとしている人は、忘れずにキャンペーン申請を行ってくださいね!
おすすめの格安simはどれ?
最後に当サイトでもおすすめの「節約に役立つ格安sim」についてご紹介していきます。
電話をよく使うなら「mineoもしくは楽天モバイル」
「データ通信も電話もする方」はかけ放題サービスがあり、いま勢いに乗っている「mineoと楽天モバイル」がおすすめです。
mineoはデータ通信+090音声タイプのプランで月額1,310円~利用可能、さらに月額850円で5分以内の国内通話が何回でもかけ放題になります。(対象キャリアはauもしくはドコモ)
楽天モバイルはデータ通信+050データSIMのプランで月額645円~利用可能、さらに月額850で5分以内の国内通話が何回でもかけ放題です。(対象キャリアはドコモ)
mineoについては当サイト内の「マイネオからSIMが届いたので設定から試使用してみた」で、楽天モバイルについては「【MVNO・格安SIM調査】楽天モバイルの評価・評判・口コミ」で詳しくご紹介しているので、気になる方は参考にしてみてください。
電話機能はいらない、通信を重視する方は「UQ モバイル」
続いて「電話機能はいらない、通信を重視する方」は「UQモバイル」がおすすめです。
この格安simは、どの時間帯でも安定して高速通信ができるのが特徴となっており、評判もとても良いです。またUQモバイルは辛口の批評誌で知られる「家電批評」から、『格安sim部門における2016年ベストオブザイヤー』に選ばれた、お墨付きをもらっている格安simです。この点はユーザーにとっても安心して使えるポイントですよね。
こちらの会社のデータ専用simは、データ容量3GB・通信速度225Mbpsのプランが月額980円、データ容量無制限・通信速度500kbpsのプランは1,980円で利用可能です。
当サイト内「【MVNO・格安SIM調査】UQモバイルの評価・評判・口コミ」で詳しくご紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください。
業界最安値の格安simは「ロケットモバイル」
最後に「スマホをほとんど使わないけど、いざという時に持っておきたい」、そんな方には業界最安値の「ロケットモバイル」をおすすめします。
料金プランはデータ専用ならなんと298円~、データ+通話プランでも948円~となっており、非常にお得な格安simです。
なるべく安い料金でスマホを使いたいと考えている人にとっては、間違いなくおすすめできる格安simなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
今回は格安simを利用して家計を節約する方法について見てきましたが、いかがだったでしょうか?
格安simは種類がたくさんあるので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。そのためにもまずは、格安sim選びの手順①でもご紹介した「毎月どれくらいのデータ容量を使っているか、電話料金はいくらか」といった点をしっかりと確認しましょう。
格安simはいろいろな会社から発売されているので、どれがいいかわからない人もいると思いますが、チェックするポイントはあまり多くありません。
[char no=4 char=”パパ”]今回の記事を参考にして、自分に合った格安simを見つけてくださいね[/char]
[char no=2 char=”三女ちゃん”]ばぶぅ〜[/char]