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MVNOサービスで端末を壊したときの対処法!修理には端末の郵送が必要?代替機は無い?

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今まで長くスマートフォンを利用していて「思わず落下させてしまい液晶画面が割れてしまった」という苦い経験はありませんか?

ガラケーと違い、スマートフォンは液晶画面が常に剥き出しの状態なので落下させたときのリスクは遙かに高いものになってしまいました。

修理代金も馬鹿になりません。
画面が破損したときの修理代金の相場は30,000~40,000円と高額です。

3大キャリアでは保証サービスがあり、iPhone以外の端末はショップでの修理受付が可能となっていました。
修理に出している間は代替機の貸し出しもしてくれましたよね。

一方、MVNOサービスではどうでしょうか?

実はMVNO事業者のほとんどは店舗を構えていない故、端末を修理センターへ郵送するというパターンが非常に多いのです。

さらに代替機の貸し出しも行っていないので、修理期間中に携帯電話使えなくて連絡手段が無くなってしまったという事例も後を絶ちません。

そこで今回は「MVNOサービスを利用するうえでの故障対策」として様々な対処法を紹介していきます!

MVNOサービスに契約する際は事前に様々な対策準備が必要です。

「どのような対策をすればいいのかわからない」とお悩みの方のために、わかりやすく解説していきたいと思います。

修理受付の手順

3大キャリアでのスマートフォンの修理受付はiPhoneであるかAndroidであるかで異なっていました。

iPhoneはキャリアの保証サービスに加入していてもAppleへ修理依頼をする必要があり、Appleの正規プロバイダに出向くか発送サービスで送付する形式となっています。
正規プロバイダに出向いた場合は即日修理になることが多いですが発送サービスになると期間がかかってしまうため、自分で代替機を用意しておかなければいけません。
修理代金に対する保証サービスの申請も非常に面倒で、Appleと契約キャリアの2つとやり取りをしなければいけません。

そのためか全てAppleで事が済ませられる「Apple Care」に加入している人が非常に多い傾向にあります。

Android端末はキャリアショップで修理受付が可能となり、代替機も貸し出してくれます。
保証サービスに加入していれば引き渡しの際に保証が適用された金額を支払えば住むので手続きが非常にシンプルです。

ではMVNOサービスではどうでしょうか?

iPhoneに対する保証サービスを展開している事業者はなく(そもそもiPhoneを販売しているMVNO事業者がないことが原因)、「Apple Care」一択になります。
手続き方法も先ほどと変わりません。

Android端末は修理センターに発送する形式を取っている事業者がほとんどですが、代替機の貸し出しはありません。
保証サービスは展開されつつあり修理回数に制限があるところが多いですが保証適用価格で修理、もしくは端末交換をしてくれます。

しかし先ほども述べたように修理期間中の代替機の貸し出しがないことが非常に悩ましいところなのです。

ここで3大キャリア、MVNO事業者に関係なく共通している項目があります。
それは「修理後の端末は保存されているデータが全て消去された状態になっている」ということです。

これは個人情報保護法に基づいたいるものなので、避けては通れない難題です。

では、事前にどのような対策をすることが望ましいのでしょうか?

データのバックアップは常日頃から意識することが大事

スマートフォンには非常に大事なデータを保存しますよね?
電話帳はもちろんのこと、カメラで撮影した思い出の写真や動画もたくさんあると思います。

保存データは日々増えていくものなので、常日頃から何かしらの形でバックアップを取っておく必要があります。

iPhoneではパソコンでiTunesを利用してデータを保存することが一般的です。
個人サーバーの中にデータを置いておくiCloudも良いでしょう。
iPhoneはSDカードが使用できないため設定がわかりづらいバックアップ方法がメインとなりますが、最近では端末に直接接続が可能なバックアップ用のメモリードライブも流通しています。

「メモリードライブ」はiTunesやiCloudに比べると比較的簡単にデータのバックアップを取ることが可能となっており、パソコン操作が苦手という方には定着しつつあります。

Andoroid端末はSDカードでバックアップを取れば問題ありません。
最近のスマートフォンはカメラの画素数が大幅に向上されており、それに伴い写真一枚の容量も大幅にアップしています。
よってSDカードの容量はできる限り大きいものを使用するようにしましょう。

機種に同封されているSDカードは容量が小さいうえに、試供品であるため破損がしやすいのでお勧めはできません。

また海外産のスマートフォンは中にはSDカードの使用ができないものがあります。
この場合はUSBケーブルでパソコンに繋ぎデータを取り出すか、「Google Drive」や「Dropbox」のようなクラウドストレージを利用する他ありません。

代替機はどうやって用意したらいいの?

MVNO事業者で修理に出す場合、次に難題となるのは修理期間中の代替機です。

代替機は自分で用意が必要になるため、少々厄介なもの。

iPhoneを所有している場合、以前に利用していた機種等が所有しているSIMカードに対応していれば問題ありません。
SIMカードを挿入してプロファイル設定をすれば契約している通信事業者の回線で利用可能になります。

持っていない場合はスマートフォンの中古販売店で購入するしかありません。

Androidの場合も同様です。
しかしAndoroidはiPhoneに比べると比較的安価な中古品に出くわす確率が高いので、少し気は楽かもしれません。

これだけ面倒だと、手軽な選択肢を求めてしまいがちになります。
近くに「スマートフォン修理が可能」と謳う非公式な修理店があり、即日修理可能で利便性が高いものがあります。

昔であればメーカー保証が適用されなくなることを度外視できるのであれば有効な選択肢でした。
しかし今は状況が変わっています。

何故なのか?

現在のスマートフォンはiPhone、Android問わず指紋認証機能が必ずと言っていいほど搭載されるようになりました。
実はこの機能、安易な分解修理を施すとセキュリティが自動発動し使用不可能になってしまう可能性が潜んでいるのです。

iPhoneのTouch IDのセキュリティ機能により動作しなくなったというネットニュースの記事が出回ったこともあります。

一度分解してセキュリティが発動してしまうと、メーカー側は何も対応してくれません。
メーカー以外の人間が分解してしまった時点でメーカー対応は不可能と見なされてしまうからです。

こうなってしまっては新しいスマートフォンを購入するしか手はありません。
修理代金以上の高い出費が発生してしまい、泣くに泣けない状況に陥ってしまうのです。

修理受付は正規店で行うことを強くお勧めします。

事業者別保証サービス一覧

ここからは主要となるMVNO事業者を中心にした保証サービスを紹介していきます。
料金が安いのも魅力ですが、保証サービスも良質なものを選んで頂ければ幸いです。

・「Y!mobile
あんしん保証サービス プラス」 月額料金 500円
対象機種のみ加入が可能。
故障、破損等で修理を行った場合に修理代金の負担額が0円で修理をしてくれます。
また修理回数には制限がないことがメリット。
しかし水濡れでは適用がされないところが欠点です。

全損、水濡れ、盗難、紛失の場合は5,000円で良品との交換対応になります。
適用は1年に1回で、2回目以降は前回に適用された日付から1年経過後が対象になります。

店頭での問い合わせも可能です。

・「UQ mobile
端末保証サービス」 月額料金 380円
UQ mobileが提供する端末かつ、契約時の同時購入時のみ加入が可能。
端末交換と預かり修理によって適用金額が異なり、
端末交換は年2回までとなっており初回が5,000円、2回目が8,000円。
預かり修理金額は上限が5,000円、代替機利用料は1回につき1,000となっています。
代替機貸し出しサービスがあるのは嬉しいですね。

盗難、紛失時は新しい端末購入に足して10,000円のお見舞い金が補填されます。

・「楽天モバイル
端末補償」 月額料金 500円
端末故障が発生したときに修理、もしくは良品と交換してくれます。
交換金額は機種によりことなり、4,000~7,000円が振れ幅となります。

楽天モバイル端末補償センターで電話受付を完了させると、故障端末の集荷を行ってくれます。
交換対応になった場合は集荷と同時に交換端末を送付してくれるとのこと。
修理よりも交換対応になったほうが話が早いかもしれませんね。

・「mineo
端末安心保証サービス」 月額料金 370円
交換代金 1回目5,000円、2回目 8,000円、3回目以降 実費

「端末安心サポート」 月額料金 370円
免責金 1回目 5,000円、2回目 8,000円

mineoは機種によって対象サービスが異なります。
「端末安心保証サービス」は故障時に申請すれば交換対応となり、「端末安心サポート」は代替機貸し出しのある修理サービスです。

さらに契約に持ち込んだSIMフリー端末が対象になる保証サービスも用意されています。
「持ち込み端末安心保証サービス」 月額料金 500円
故障1回目 交換対応 5,000円、修理対応 無料
故障2回目 交換対応 8,000円、修理対応 無料
故障3回目以降 実費

保証可能端末であればmineoが対応してくれる画期的な保証サービスです。
Android端末だけが対象化と思いきやiPhoneも対応してくれる親切設定が魅力的!

尚、この保証サービスのみ代替機の貸し出しに3,000円が請求されます。

・「LINEモバイル
端末保証」 月額料金 450円
端末交換・修理代金 1回目5,000円、2回目8,000円

端末故障時に新品およびリフレッシュ品と交換してくれる保証サービスです。
基本的には交換対応と思っておきましょう。

「持込端末保証」 月額料金 500円
修理・交換金額 1回目 4,000円、2回目8,000円

LINEモバイルも持ち込み端末の保証サービスを展開しています。
mineoと同様にiPhoneも対象機種となっているのが嬉しいですね。

以下、保証サービスを展開しているMVNO事業者一覧ですになります。
・「TONEモバイル
・「IIJmio
・「BIGLOBE SIM
・「DMM mobile
・「U-mobile
・「OCNモバイル
・「NifMo

名前が知られつつあるMVNO事業者は保証サービスを充実させつつありますが、持ち込み端末に関しては対象外になる事業者はまだまだ多いです。

上記以外の事業者は保証サービスを展開していないところが多いので、よほど端末を壊さないという自信が無い限りは避けるのが無難です。

また代替機の貸し出しサービスがあると表記があっても、いざ保証サービスに電話をすると「現在、代替機は全て貸し出し中となっています」という返答がくることも十分に考えられます。

保証サービスのシステムは完成していても体勢までは完成しきっていないので、万が一を想定した備えはしておくべきでしょう。

保証サービスで今後の市場は変わる?

MVNO事業者の保証サービスで最も印象に残るのはSIMフリーの端末にも対応してくれる保証サービスではないでしょうか?

この保証サービス、何が最大の特徴かと言うとiPhoneですら通信事業者が全て対応してくれることです。

これは3大キャリアですら実現できなかった画期的なサービスとなっており(例外でSoftBankショップの一部大型直営店はiPhoneの修理受付を行ってはいますが)、わざわざAppleに修理手続きをする手間を省くことができるのは大きな魅力となるでしょう。

今後、iOS端末に対応した持ち込み端末への保証サービスを展開する事業者が増えていけば3大キャリアとMVNO事業者の立場が一気に逆転することは確実です。

2017年の間にMVNOの主要各社が保証サービスのバリエーションとクオリティをどこまで高めることができるのか注目が集まります。

総括

MVNO事業者の保証サービスはまだまだ発展途上の段階です。
サービス内容を見て安心するにはまだ時期尚早で、トラブル発生を想定した対策はしておいたほうがいいでしょう。

端末交換サービスがあると言っても、故障した端末が画面割れだけではなく動作すらしない場合は交換端末が届くまで携帯電話が使えない状態になります。
代替機はやはり必要であると言えるでしょう。

「mineo」と「LINEモバイル」が持ち込み端末への保証サービスを展開したことにより、他社も追随してくることは必至です。

その反面、MVNOサービスとしては料金プランの設定が若干高い「Y!mobile」と「UQ mobile」はどこまで保証サービスを高めることができるのかがキーポイントになるでしょう。

しかし「Y!mobile」はグループ会社の「SoftBank」の保証サービスとの兼ね合いもあるため、下手に動けないものと思われます。