格安SIMのデメリット

覚えておきたいMVNOサービスによる消費者問題!通信速度や修理サービスに問題多発?

トラブル
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[char no=4 char=”パパ”]トラブルを避けるために格安SIMの利用前にしっかり確認してください[/char]

様々なMVNOサービス事業者の台頭により、今まで高額だった月額料金が節約しやすくなりましたね。

今この記事を読んでいただいている方の中には既にMVNO事業者と契約し月額料金の節約に契約した人、まだ契約することに二の足を踏んでいる人がいると思います。
今回はどちらの人にもよく読んで把握してほしいお話です。

今年に入ってからMVNO事業者と契約したあとに発生したトラブル問題の消費者センターへの相談事例が急増しています。
それによって総務省のホームページにて注意喚起の文面が掲載される事態に陥っているのです。

実はこの掲載されている内容、3大キャリアのショップに勤務している人間の間では以前から懸念されていた問題なのです。

しかし契約前に把握をしておけば解消できる問題でもあります。
既にMVNO事業者と契約した方も、今からでも遅くは項目があるのでよく読んで参考にしてくださいね。

これを読んだうえでトラブルを余地した対策を立てて頂ければ幸いです。

消費者センターへ寄せられる主なトラブル

総務省

=> 総務省からの要請を受けた一般社団法人テレコムサービス協会によるMVNO利用に係る注意喚起の公表について

総務省が注意喚起するトラブルはカテゴリー別に分類すると8種類です。
ここではカテゴリーによって発生するトラブルはどういったものか解説します。

料金プランとデータ定額

MVNOサービスは家電量販店か事業者のオンラインページ、もしくは電話申込で契約手続きをすることがほとんどです。
家電量販店であればスタッフの人がプラン別のデータ定額サービスについて説明をしてくれるので問題は起こりにくいですが、オンラインページや電話申込では契約者の方の任意でのプラン申込になるのでトラブルが起こりやすい傾向にあります。

何故かというと、契約前に自身が使用しているデータ通信量を確認せずに最も低額のプランを選択してしまいがちだからです。
契約してから「すぐに通信制限がかかった!」という事態になり、より大きな容量のプランに変更すると「契約前に使っていた事業者と料金が変わらないじゃないか!」というトラブルも少なくありません。

また事業者によっては以前に無料で使用していたオプションが有料になってしまうこともあります。

そして最低利用期間や解約するときに発生する契約解除料金を聞いていないという問題も多々あります。
3大キャリアではほぼ一律で2年契約となっていましたがMVNOでは事業者により年間契約の年数や最低利用期間と契約解除料金が異なります。

利用する端末

事業者がセット販売している端末を購入せず、自身が所有している端末を利用する目的で「SIMカード」のみ契約をした際に、「SIMカードを挿入したのに利用できないじゃないか!」というトラブルです。

事業者によって動作確認済み端末は異なります。
また契約事業者や端末によっては「SIMロック解除」の手続きが必要になる場合もあります。

これは契約者側の確認不足によるものもありますし、事業者のスタッフによる手違いで発生した事例も存在します。

SIMカードの種類

またSIMカードにも様々な種類があり、発行するSIMカードの種類を間違えると
「端末にSIMカードを挿入しても使用できない!」
「挿入しようとしたらSIMカードのサイズが合わない!」
ということが起こりえます。

初期設定

今まで3大キャリアでスマートフォンを購入したときは、ショップスタッフが丁寧に初期設定を行ってくれました。
場合によっては電話帳の移行をしてくれたり、データー移行の方法も教えてくれたりもした記憶のある人がいらっしゃるのではないでしょうか?

しかしMVNOサービスは端末の購入有無の関係なしで、契約者自身による初期設定が必要なのです。
また契約する事業者によっては初期設定の方法も大きくことなります。

メールアドレス

3大キャリアには各サービス会社別ドメインのメールアドレスが発行されていました。
しかしMVNO事業者にはメールアドレスが発行されないところが非常に多いです。

もちろん3大キャリアが発行したメールアドレスは残すことができないので、様々なオンラインサービスでIDとして登録しているメールアドレスが無効になってしまうのです。

アフターサービスのシステム

スマートフォンの画面が壊れてしまったときの「聞いてないよ!」なトラブル。

3大キャリアであればiPhone以外のスマートフォンであれば店頭での修理受付が可能となり、修理期間中の代替機も貸してくれます。
Android端末を長く利用している方にとってはこれがスタンダードだというイメージが強くあることでしょう。

しかしMVNOではそうはいかないのです。
MVNO事業者の修理サービスは基本的に修理センターへの端末発送が必要となります。
更に修理期間中の代替機貸し出しがないのです。

「修理に出している間、携帯が使えないじゃないか!」と驚く人が多いわけなのです。

家電量販店で契約手続きが可能な事業者はありますが、そこで出来る手続きはあくまでも「契約手続きまで」です。
修理受付はしてくれません。
よって各事業者のサポート窓口へ電話かメールで問い合わせをすることから始まってしまうのです。

他事業者からの乗り換え

引き継げないサービスに関するトラブルも発生しています。
例えば乗り換え元でのポイントはMVNO事業者への移行が完了した時点で失効されてしまうこと、メールアドレスの引き継ぎが不可能であることに関するトラブルが多いです。

利用開始日

家電量販店での契約手続きする場合は発生しませんが、オンラインページでの申込の場合になると実際に利用開始になるタイミングにラグが発生するパターンがあります。

これは主に他社から乗り換えの場合です。

回線上は乗り換えの手続きが完了しており乗り換え元は解約となってはいるが、乗り換え先の端末とSIMカードがまだ届いていないが故に新しい回線利用ができないという事例です。

トラブルを予測して立てる対策

ここからは先ほどご紹介したトラブルのカテゴリー別での対策を解説していきます。

料金プランとデータ定額

自分が実際に使用しているデータ使用料は各キャリアでのオンラインマイページで確認することが出来ます。
MVNO事業者に乗り換える前に必ず確認するようにしてください。

年間契約の年数、解約時の契約解除料金は契約先事業者のホームページにて記載されているので見逃しがないようにしてください。

「料金が安いから」といっても何も用意せずに契約することが最大の対策です。

また「実際に使用してみると通信速度が聞いていたのと遅い」という事案もあります。
確かにMVNO事業者は3大キャリアの通信網を借りて電波を提供しているので、通信速度の理論値は高速になる値を掲載しています。

しかし3大キャリアの通信網を借りていると言っても電波は第2、第3のクオリティのものを使用しているMVNO事業者は非常に多いのです。

事業者ごとの評判をインターネットで調べておく必要があります。

利用する端末

事業者別に動作確認済み端末は異なります。
各事業者のホームページにて「動作確認済み端末一覧」のページが掲載されています。
もしくは各事業者のサービスセンターに電話で確認するのもいいでしょう。

SIMカードの種類

SIMカードには「micro」タイプと、これに比べてひとまわり小さいサイズの「nano」タイプの2種類が存在します。
この種類を間違えてしまうと端末に挿入ができないというトラブルが発生するわけですね。

契約前に自分自身が使用したい端末の対応SIMカードの種類を把握しておきましょう。

初期設定

MVNOの初期設定方法は事業者によってことなりますが、初期設定方法が記載されている書面が用意されています。
この書面をもとに初期設定を行うことを覚えておいてください。
以前はパソコンが必要だった事業者もありましたが、現在は端末だけで初期設定が可能な事業者がほとんどです。

しかし皆さんが一番気にされているのはデータ移行ですよね?

iPhoneの場合であればパソコン経由でiTunesを使用したり、Wi-Fi環境でiCloudを使用することが一般的です。
しかしこの2つの方法はパソコン操作やスマートフォン操作が苦手な人にとっては非常に難しいものです。

そんな方にはiPhoneに直接接続してデータ転送が可能なメモリーカードの使用がお勧めです。
使用者が多いのはSan Diskが発売している「iXpand フラッシュドライブ」です。

このメモリードライブはiPhoneの充電ケーブルの差し込み口に直接挿入が可能となっており専用アプリケーションを使用して電話帳、写真、動画が転送ができる優れものなのです。
転送も「LINE」で写真を送るような感覚の簡単な操作で行える親切設計なので、現在人気となっている周辺機器の1つです。

もちろん新しいiPhoneへのデータ移行もできます。
容量も32GB、64GB、128GBの3種類用意されています。
しかし値段が32GBが14,800円、64GBが22,000円、128GBで32,400円と安くはありません。
しかしコンスタントにiPhoneの買い換えを行っている人には良いアイテムと言えるでしょう。

Androidスマートフォンの場合はSDカードを使用すれば簡単にデータ移行が可能です。
乗り換え前にSDカードにデータを一括転送しておきましょう。

このSDカードも安価なものだと破損してデータが取り出せなくなってしまうのでSanDisk等の大手メーカー製のもので、尚且つ64GB以上の大容量のものがお勧めです。
こちらも先ほどの「iXpand フラッシュドライブ」同様にそこそこ高価ですが、大切なデータのためであれば悪くない投資になることは間違いありません。

メールアドレス

メールアドレス問題は「Gmail」等の無料で発行可能なフリーメールサービスに切り替えれば解消されます。

しかし3大キャリアのメールサービスとは無い欠点もあります。

それはメールが保存できる容量に上限があることです。
容量上限はサービスによって様々ですが相場は10~15GB。
上限があるが故に合間を見て必要が無いメールは削除する必要があります。

しかし一度フリーメールに切り替えしてしまえば、今後はどこのキャリアに乗り換えしてもアドレス変更のリスクから解放されます。

尚、各オンラインサービスのID登録しているメールアドレス変更手続きはサービス別で流れが違います。

アフターサービスのシステム

3大キャリアと同様で修理可能端末はAndroid端末のみとなり、iPhoneは基本的にAppleへ修理依頼することになります。

修理センターへ発送する間の代替機は用意されないため、自分自身で代替機を用意しておく必要があります。
もし以前に使っていたAndroidスマートフォンがMVNOで使用しているSIMカードに対応している場合であればラッキーです。
もし無い場合は中古端末販売店で対応端末を安価で手に入れると良いでしょう。

修理代金の補填をしてくれる保障サービスには加入しておくことをお勧めしますが、iPhoneの場合はAppleの保障サービスとなる「Apple Care」のほうが手続きが楽になります。

また非公式の修理店はその場で修理を完了してくれるので便利ですが、端末によってはセキュリティ設計の都合で動作がしなくなるリスクがあるので推奨できません。
指紋認証等のセキュリティ機能が無い端末であれば問題はありませんが…。

他事業者からの乗り換え

乗り換え手続きする際には電話番号をそのまま移行するために「MNP予約番号」の発行手続きが必要になります。
インターネットでの発行も可能ですが、乗り換え元のサービスセンターへの電話で発行することをお勧めです。

何故かと言いますとサービスセンターで発行すればオペレーターが所有ポイントを教えてくれるからです。

所有ポイントは乗り換え先での契約手続きが完了した時点で失効されます。
「MNP予約番号」を発行した時点での失効ではありませんので、MVNO事業者への契約手続きまでにポイントを全て利用してください。

所有ポイントはスマートフォンケースや充電器等の付属品と引換えが可能なサービスが多いです。
ポイントが数百円単位であればあまり気にする必要はないでしょう。

利用開始日

これは契約を検討しているMVNO事業者の契約手順を事前にしっかり把握するほかありません。
家電量販店、オンラインページでの申込みどちの方法でも確認が必須と思っておきましょう。

総括

総務省が注意喚起をしているトラブル事例はMVNO事業者が3大キャリアとはサービス形態が大きく異なることを浮き彫りにしています。

店舗を構えていない事業者ばかりなので何か困ったことがあったときに近くに頼りになるものがないことが欠点です。

しかしシステムそのものを把握さえしていればほとんどの問題は解消されるでしょう。

また事業者によってもシステムの違いがあるので、契約時の確認は怠らないようにしてくださいね。